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きっと人生の変革期〜心の筋トレ期〜



この半年を振り返ります。
公私共にあまりに激動だったので。

本当は7月終わり頃にいろいろ一段落を迎えて、振り返ろうと思っていたけれど、
言葉を探しているうちに1ヶ月近く経ってしまいました。


半年と言いつつ昨年の11月頃からなにかと私の中で

この先なにかが大きく変わる…

という感覚が強くて、
基本、未来楽しみ人間にしては珍しく、
未来が怖かったです。



そして迎えた12月頃から実際に心が揺れ動くことが増えていく。
自分の中のもやもやが出てくる穴も、消えていく先も見えなくて不穏な空気が自分の中に溜まった。健康ベースの私が体調を崩したのもこの頃。


ひと月ごとにざっくり振り返って、
備忘録にしていこうと思います。



1月、私の中で家族に対する思いが変化していく。私が私として生きていく時が来たなぁと漠然と思う。
変わっていかなきゃいけないと、変わりたいと、がらりと変えよう、と突然決意した。
静かで前向きな決意だった。
一方、なにかとずっとイライラしていた気がする。きっと心の内がザワザワしていたのね。


2月、大切な人が突然亡くなって、自分の中の初めましての感情たちがとめどなく溢れ出てきた。不思議なのが、つらいものばかりではなくて温度のある感情だったこと。
昨年の9月にも家族に対して想う場面があって、今の自分の目に映るものだけで憶測をして物事を決めたくない、目の前の真実に心を動かしていきたいと思ったことがある。その時の気持ちに少し似た感情も湧いた。パートナー観についてたくさん考えた。本当に大切にしたいものはほんの少しなんだと知った。


3月、精神・肉体共に使い果たし、走り抜けた1ヶ月。園生活残り1ヶ月の子どもたちに何を伝えていきたいのか、今年度の自分の保育観の変化を感じながら、怒涛の保育園の引越し。
肉体疲労限界値突破した。同時に別れの季節。涙涙で感謝と少しのさみしさ。
プライベートでは感覚、感情、抽象的なものを共有する時間や久しぶりな先輩方との再会で、胸が踊った。同時に、なにも操作していないのに心の中で進んでいく、物事の終わりを感じていった。必要なものが残されていく、不思議な感覚だった。


4月、どこまで頑張ればいいかも、頑張っているかもわからず、なにもわからず、ただ背負うことをし続けた。ずっと泣いていた。
一方、自分の気持ちを少しのフィルターも介さず人に話してみる、ということをして、心のバランスを保つために必要な事だと知った。友人たち、本当に感謝してる。そして旦那さんの転勤で海外へ行く姉が、3月から出国までの数ヶ月一緒に暮らすことになっていて、姉の存在がこの4月を乗り越える上ではとてもとても大切だった。家族とくすぐったいくらい暖かくて嬉しい時間を過ごした。姉とじっくり話せるようになったのがとても嬉しかった。


5月、実はあまり記憶が無いのが5月。
うまくやらなきゃとか波にのっているはずだと信じて足を前に進めるしかなかった頃。
お仕事は重々だったけど、新居の決定や車の購入決定など、新しい生活へのシフトチェンジがトントンと進んでいって、なにかと楽しかった。叔母の眠っている場所に足を運んで、とても柔らかい風が吹いていることも知れてよかった月。家族の体調不良者が続出で我が家の生活リズムがこれまでにないリズムだった。幻みたい。


6月、初めて動けなくなった月。お仕事に行けない日があった。足の裏から自然を感じて生き返っていった。心を丸裸にして子どものような純粋な気持ちと真正面から向き合った月。物事の根本が解決したわけではないけれど、自分の心の調子をきちんと見るようになりました。そして、姉がついに旅立つ日。離れるのはさみしいけれど、不思議と繋がっていることの方が強く感じた。しんどさと同時にデトックスの月。


7月、これまで体調不良を長引かせたことのない私が4月からずるずると体のどこかに不調を抱えていた。7月も少し体調は崩したけれど、ピリオドを打った気がする。7月終わりには通常元気モードでとにかく嬉しかった。
新生活も始まって、生きていく上でのあれこれをひとつひとつ自分の体を使って知っていくのが〈生き始めた〉感じがして楽しかった。
地元愛の深さ、自然に対する愛の深さを再認識した。世界の絶景を見に行くぞと思う。



さぁ、現在8月です。
私はどう振り返るんでしょう。
今のところ、とても穏やかでさまざまな愛に溢れている月だと振り返ります。
そしてこの長く続く変革期に対して腹を括り始めている気もします。
必死に足掻いてきたし、その都度全力だったけれど、どこかすべての状況に拗ねているような気もして、拗ねるのやめよう、と、どこかお姉さんな私がこの半年の私を労っているようです。





歳を重ねる面白さを感じました。
家族の捉え方、人生の幅の見え方、大きく言えば価値観が変わりました。
生きている限り、常に変化はしていると思うけれど、この半年は私にとって大きく変わる『変革期』であったことは確実。
今後、私も、私に関わるすべての人も心地のいい方へ進んで行ったらいいなと思います。
とはいえ、大事にしたいことに対する気持ちが確固たるものになった、という感覚なので根底はなにも変わっていないと思っています。

今までの関係とかそういうものに対する愛情は割と人一倍多い方だと自負しているのですが、
自分の中で自然と、過去と未来を切り離して次の段階に進んでいこうとしています。
ありがとう。私の今までたち。だいすき。


これまで仲良くしてくださった方々、これからもよろしくお願いします。

重々の半年、友だちに話したら
「なんでそんな急に心の筋トレ始めたの?」
と言われて笑った。
はは、ほんとだね、急にベンチプレス始めちゃったよ。ストレッチ期間に入ろうかしら。
あまりに急激すぎたから次の成長期はウォーキングくらいにしたい。

ここまでお付き合いいただいた方、もしもいたらありがとうございます。
生きていたら本当にいろんなことがあるんだと初めて“実感”した。
みなさんの波瀾万丈な日々の中で、気持ちいい時間が多く流れる人生でありますように。

まだまだ格闘期間は続きそうだけど、
この10ヶ月。ありがとう。
命ある限り生きます。

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