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ノアール配置の現役家庭用アケコン(2021年9月現在)

山型ボタン配置(ノアール配置)のアケコンが欲しい場合の選択肢は?

ナムコのノアール筐体のボタン配置とは

ノアール配置はいわゆる山型のボタン配置となっているもので、タイトーのビュウリックス配置と比べるとレバーとボタンの間隔が広いのが特徴。鉄拳7やガンダムVSシリーズで使われているバンダイナムコのアーケード筐体、ノアールキャビネットからノアール配置などと呼ばれている。
※ノアールなのかノワールなのかようわからんかったのだが、「Noir Cabinet」なのでどっちでも正しいぽい

詳しい解説は以下のサイトが参考になると思うのでこちらでは割愛。

私、鉄拳プレイヤーから見たアケコン感想 – KUROKURO CUP
アケコンはなにを基準に選べば良いのか?おすすめアケコンの選び方

選択肢①:HORI社のアケコンを買う

家庭用アケコンといえばHORI。HORIはアケコンをいくつか出しているが、その中にはノアール配置のものもちゃんとある。

種類は大きくわけて以下の4つからなる。
・ファイティングスティックα 市場価格24,000円くらい
・リアルアーケードPro.N(以下RAP.N)市場価格16,000円くらい
・ファイティングエッジ刃 市場価格20,000円くらい
・ファイティングスティック for PlayStation®4 市場価格9,500円くらい
※どの機種もHORI独自のレバーとボタンが使われている

最新作のファイティングスティックαはPS5やXbox Series S|Xに対応したモデルがそれぞれ発売されており、開閉機構があってメンテナンス性にすぐれ、PCソフトウェアによるキーアサイン機能なども備えている。価格が高めだったり、筐体はプラスチックなのでメタルな高級感や質感はないが、そういったこだわりがないのであれば、まず選択肢に加えるべき。

ファイティングスティックα以外についてはどれもPS4/PS3/PC対応のアケコンとなる。価格的にはファイティングスティックfor PlayStation®4が廉価モデル、RAP.Nがミドルレンジ、ファイティングエッジ刃がハイエンドといった趣だが、先に触れたようにどれもレバーとボタンが三和のものではないので、こだわるならどちらにせよ全交換。ボタンが一個190円くらい、レバーが2,400円くらいなので、全部定価で揃えると追加で3,900円くらいかかってしまうことには注意したい。

選択肢②:Qanba Pearlを買う

QanbaのPearlを購入するという選択肢。PS4/PS3/PC対応で、価格は25,000円程度と結構な値段だがプロゲーマーも使用しているレベルなので商品自体の質は非常に高い。レバー、ボタンともに三和製のものが装着されており、換装の手間がないのも利点。

選択肢③:オーダーメイドアケコンを買う

既存のアケコンよりは高くついてしまうが、オーダーメイドでアケコンを作るという選択肢もある。現在だとAFG氏のサイトくらいしかない模様? ノアール配置のものは40,800円。

AFG- controller

選択肢④:既存アケコンの天板を変える

次の選択肢はいきなりハードルがあがって、既存アケコンの天板交換。
これはノアール配置になっている天板だけを購入して、既存のアケコンに取り付ける手段だ。購入できるところとしては以下のようなサイトがある。

Arcade Shock(海外サイト)
IKD Factory

Arcade Shockはかなり種類が潤沢で、既存の現役アケコンであればノアール配置の天板は大体用意されている。天板だけでなく、アクリルパネルも売っているので一緒にあわせて購入すればオリジナルデザインのアケコンにカスタマイズすることも可能だ。

IKD Factoryも非常にユニークな品揃えをしており、国内通販なので送料やサポートなどを考えると安心感はある。設計図がかけるのであれば、金属加工をしてくれる会社に発注するのも有り。

結びに

最新ハードにも対応したHORIのファイティングスティックαが今買うならまず間違いのない選択肢だろうか。PCで使えればよくて、価格を抑えたいという場合はHORIのスティックの中古品なんかを探すのもひとつの手だろう。本体の鉄板がサビだらけとかであれば話は別だが、ボタンやレバーを三和のものに交換する前提であれば新品である必要もない。メルカリなどで探せば思いの外安く買える可能性もある。ご参考までに。

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