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RETRO STATIONは果たして良品だったのか、それとも?

発売後の評判やいかに。

操作性は想像通りだが、エミュレートが微妙……

無事発売されたものの、購入者がとんと少なく、ディティールが不明だったRETRO STATION。

ポツポツとレビューなどを見かけるようになってきたので、改めてその実力を見てみようというのが今回の趣旨である。

まずはベタにAmazonレビューから。

10件の評価で平均が2.9。まあ、なんとも言えないものになっている。いわゆるちゃんとしたレビューがあまりなく、とくに移植度について言及しているものが少ない(海外レビューは逆に、そのあたりについて触れている)。総じて言えるのは、手放しで喜べるような品質ではないということか。

次にTwitterを調べたが全然なかったので、Youtubeのレビュー動画を幾つか見てみた。日本語と英語のレビューを一本ずつ。

どちらも参考になるが、おそらく直感的に課題がわかりやすいのは後者の海外レビュー動画だろう。12分22秒あたりからはじまる対ブランカ戦を見ていただきたい。どうだろうか? 背景のスクロールがおかしくないだろうか? どうも多重スクロールのエミュレートに問題があるのか、この手の製品にあるまじき品質のグラフィックとなってしまっている。この一点だけでも、完全移植ではないことがわかる。加えて言えば、これは従前からわかっていることだが、各タイトルは海外版の収録であるし、レバーやボタンも業務用品ではない。

上記を踏まえると、現在の2万円近い価格というのはちょっと高いかなーというのが率直な感想だ。数が出ているものではなさそうなので、大幅な値崩れは期待できないかもだが……しばらく待ってみるのもいいかもしれない。

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