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注目の?出品物:ドリームキャスト一体型テレビ「CX-1」

久々の出品か? レトロ調な近未来感漂うフォルムが特徴的。

フジテレビが企画したゲーム機を知っているか?

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フジテレビが企画したドリームキャスト一体型のテレビ「CX-1」をご存知だろうか。ブラウン管テレビにドリームキャストが内蔵されたもので、これ一台でテレビもドリームキャストも楽しめた(ドリームキャストのモデム機能を使えばネットもできた)。メーカーこそ違えど、シャープから出ていたファミコン内蔵テレビC1や、スーパーファミコン内蔵テレビSF-1の系譜に連なる商品と言える。
シャープのそれと違う点で言えば、本機は販路がかなり限られていたということだろうか。2000年5月に限定5,000台で発売されたが、ネットのオンラインショップや一部販売店のみでしか取り扱いがなかったという。88,888円という価格も手伝い、当時金のない貧乏社会人だった私は、「こんなもの誰が買うんだ?」と疑問を抱いていた記憶がある。詳しく知りたい人は以下など参考にされたい。

今回紹介するオークションはそんなCX-1のジャンク品になる。

ジャンク品としているだけあって、状態はよくない。通電・起動の確認はできていないというし、写真で見てもわかるくらいの色あせ(黄ばみ)がある。箱と説明書もないことを考えると、パーツ取りの予備品として購入するのが妥当だろうか。

終了日時は2020年9月20日(日)の22時35分。これを書いている時点で入札がすでに何件かされており、意外と活況である。完動品との落札価格の差額も含め気になる一品だ。

→追記:オークション終了。最後、怒涛の競りが入り落札価格は357,000円となった。ジャンク品としてはかなり高い印象だが、ファンからすれば手に入れたかったということか。これで完動品かつ状態がいいものが出たら、いくらになるのか気になる……

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