【雑記】ルカシェンコを「面白いおじさん」にしてはいけない

昨日今日と、ベラルーシのルカシェンコ大統領についてニュースが飛び込んできました。

子どもはイモ掘りすべし ベラルーシ大統領https://t.co/rTOlWjJ3Hz

— AFPBB News (@afpbbcom) October 4, 2022

ジャガイモ掘りに国民を動員する大統領

欧州を「凍死」させない ベラルーシ大統領、まき割りで皮肉

親ロシアで知られるベラルーシのルカシェンコ大統領が先月（9月）、まきを割りながら、この冬に欧州が「凍死する」のを救うと皮肉を込めて話す映像が国営テレビで放映された。 pic.twitter.com/0BYVhc80go

— AFPBB News (@afpbbcom) October 4, 2022

欧州のガス不足を薪割りで皮肉る大統領

一見コミカルなニュースに思わず口元が緩みました。しかし、すぐにはっとしました。ルカシェンコは独裁者、現在でも自身に逆らう人間を弾圧しています。そんな人間を「面白い」と思ってしまうとは…

独裁者は「良い人」に思われたいものです。ですから、こうした一面をわざと見せているところもあるのでしょう。しかし、それを面白がってしまっては本質を見失います。これまでのプーチン大統領に対しても面白いことを期待して、その非人道性、非民主的性格を直視してこなかったのだと思います。独裁者は決して「面白いおじさん」にしてはいけないのです。

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