【ビザンツ帝国の歴史14】最後の王朝・パライオロゴス朝
こんにちは、ニコライです。今回は【ビザンツ帝国の歴史】の第14回目です!
前回の記事では、第4回十字軍によって建国された十字軍諸国家と、ビザンツ亡命政権のひとつニカイア帝国による帝国再興事業についてまとめました。1282年、帝国の再建者ミカエル8世は大往生を遂げ、その息子アンドロニコス2世が跡を継ぎます。ここに、歴代最長の200年間続くことになる新王朝パライオロゴス朝が誕生しました。しかし、そこにはかつての大国の面影はどこにも見当たらず、帝国とは名ばかりの小国へと転落してい