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【続:前の職場/営業編(コロナ騒動)】 INFJとカナダ 🇨🇦

こんにちは。
くもくもです。

前回の記事で訪問営業をしていた時のことを書いていたら、ある出来事を思い出したので【前の職場/こども英会話講師編】の前に書いてみます。


実は、訪問営業時代に職場でコロナの集団感染がおこりました。

始業の1時間前、全体Lineに「コロナの症状を訴える社員がいるため、家でその後の連絡があるまで待機してください」という連絡が来ました。

INFJの私はつねに早めに出社していたので、メイクはもちろん、朝食も済ませ、メッセージを見たのは会社の駐輪場。

この時点で「判断遅すぎだろ」と冷ややかな感情を抱いていましたが、後に「この待機日は有給申請したことにしといて」と言われ、大事なだいじな有給を搾取されたことに対する怒りが湧き上がりました。

ただでさえ1年目で使える有給は少ないのに、こちらの意思と関係なく当たり前のように会社都合で有給が指定される。
しかも出社準備してるし、待機命令出てる時点で業務扱いなのに。

傲慢すぎるし、社員への敬意がいっさい感じられないことに嫌悪感を抱きました。

この頃から、私は会社関係の人に対して今までより冷たく接するようになります…
(今考えると特定の人ではなく、会社に対するドアスラムだったのかな?という気もします。)

それでも「最低限の礼儀は保たなければ」という意識はまだあったので、あまり周りには伝わっていなかったかもしれません。

とりあえずコロナ騒動のおかげで、1週間社員全員の自宅待機が命じられました。

営業活動はもちろんできないので、各グループごとにビデオを繋いで営業トークを練習したり、過去の営業トークの録音を聴いて改善点を話し合ったりしました。

「家にいる」というだけで不思議と冷静になれるもので、トーク練習やトーク改善点の話し合いをしていると、「これは果たして仕事なのか?」「やってること小学校のグループワークと一緒だな…」と完全に冷え切った考えを抱き始めました。

"在宅勤務"3日目くらいになると「在宅は楽だけど、ずっと家に閉じこもるよりは現地に行って営業した方がマシ」という同期が何人も現れ、とても驚きました。

私は正直「家から出なくていいし、知らない人と話さなくていいとか最高じゃん!」と思っていたので、衝撃すぎて…

同期のLineグループが営業に出たい方向でまとまっていたので、静かに置いてけぼりにされました 笑

自分は圧倒的少数派だったので「在宅楽しんでます!」と言えるはずもなく、次に出社した時に「新卒はみんなやる気に溢れています!」みたいな雰囲気に合わせるハメになりました 笑

このコロナ騒動を機に「そうか、私はここにいちゃいけない人間なんだ」と強く感じるようになります。

もともと人に理解してもらいたいという欲は少ないのですが(というかあきらめている)、「この人だったら少しはわかってくれるかも…」に当てはまる人が皆無でした。

「なんでも話してね!」と言うわりに、話したら「まあ、そういうこともあるよ!」の一言で片付けられる。
「また明日から切り替えて行こ!」と熱血部活ノリを振りかざしてくる。

「どうやったら伝わるかな?」「誤解されないためにはどんな言い方をしたら良いかな?」「自分の苦しみよ少しでも届いてくれ!」と必死に頭を回転させて話したのに、深く考えていないであろうたった10文字程度の言葉が返ってくる…

何度もこれを繰り返した結果「社員に敬意のかけらも持たない会社をなんでかばうの?」「個人の感情より会社の意向が大切なの?」と会社に属する人に対する不信感を抱くようになりました。

もちろん、働くことは大変だからみんな励まし合いながら必死に頑張っていたということは理解できます。

ただ、自分を出すことに高いハードルを感じるINFJにとって、それは「同調圧力によって自分の意思や感情がなかったことにされた」ことと同じでした。

人間として嫌いなわけではないのだけれど、職場の人を見るとどうしても背後に会社の影がちらつくため、できるだけ接触を避けたかったです。

休日にドラッグストアで同期2人が買い物をしているのを見かけた時も、向こうに見つかる前に会計を済ませ、全速力で家に帰りました。

今ではほとんどの同期が退職し別々の道を歩んでいますが、それでも彼らに会いたいと思うことはありません。

前の記事で登場した、カナダワーホリ中のENFP(エンターテイナー)の子も実は同期です。

「久しぶりだし会ってみるか〜」という感覚で会いましたが、やはり自分とは正反対の人だと認識しするのみでした。

彼女は今でも同期全員と連絡をとっているようで、全員の情報をこと細かに教えてくれました。

私は退職後(働いている時も)、誰かに近況報告したりされたりという経験がほとんどないです。
しても月に2回くらいだと思います。

親や親友にも長年このくらいの連絡頻度を保っていたので、遠距離中パートナー(ENTJ/指揮官)に「なぜ連絡をよこさない?」「自分に興味がないのか?」と何度も怒られました…笑

「みんな、プライベートでも人に対してエネルギーを使えるなんて、元気だな〜」と純粋に尊敬します。

話の終着点を決めずに書き始めてしまったので、終わり方がわからなくなってしまいました…

・「ひとりの人間としてちゃんと扱われたい」
・「話せと言うならしっかり聴く態勢を整えてほしい」
・「自分の価値観が当たり前だと思わないでほしい」
・「誰でもできることには満足できない」

無理やりまとめるとしたらこんな感じでしょうか…?
過去の経験から、自分の理想の暮らしや仕事についてまだまだ考えていけたらいいなと思っています。

まとまりのない文章たちでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!

それでは、よい1日を!

くもくも




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