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新規営業されるなら何がいい?

皆さんが企業の購買者だったら、どんな方法で営業されたいですか?
それは電話ですか?メールですか?SNSのDM(ダイレクトメッセージ)ですか?それとも問い合わせフォームですか…??

…おいおい、また今井が何かはじめたよ。
恐らく、私のことを知ってる方はこのように思ったはずです。

そして同時に、こうも思った筈です。

『え、ただのTwitterアンケートで3500回答⁉︎』

ハッキリ言ってそれは私のセリフです。
会社を休んで、栃木県某所にて『今日は忍者になる』と決めていたのにも関わらず、増えるアンケート回答が気になって仕方ありませんでした。

なぜこのアンケートを行ったのか。
そう、実は何の前触れもありません。
ふと、私はこう思ったのです。

『TELハラって言葉が流行ってるけど、本当にみんなは電話が嫌なのかな、聞いちゃえ、エイっ』

これだけです。

あまり前置きが長いのも、『お前は小説家か?』と言われそうなので、結果発表に移ります。

新規営業されるなら『メール』

百聞は一見にしかず、ということでまずは4択の結果をご覧ください。

そうです、最終結果としては新規営業をされる上で『最初』の接触はメールが良いということでした。

これはリンクトインでもだいたい同じような結果なので興味がある方は覗いてみてください。


メールが良いというご意見には

・電話だと「今はやめて~」というタイミングで連絡が来る
・電話されると回線を奪われ、お客様対応が行き届かなくなる

というものが挙げられました。
結構面白かったのが、ランキング1位はメールなのですが、メールが選ばれる理由はだいたい、消去法が多かったことです。

一方でメール以外にも、それを推奨する理由として挙がっていたものは、

<電話の場合>

一定数、電話で営業されることにこだわりがある方はいるようです。
Twitterでのアンケートなので、電話はもっと不人気かなと思っていたのですが、必ずしもそうではないようです。

・相手の誠意や熱意、人物像が伝わる
・断るのがラク


<DMの場合>

ぼく個人としては、DMで営業されるのが一番楽なのですが(勿論内容にはよります)、SNSでもDMの営業は不人気なので、数字はそんなに伸びませんでした。しかし「関係性があることが前提になれば」DMが一番検討の可能性があると言う声もありました。


<問い合わせフォームの場合>

個人的に結構票数が集まったなと思ったのが、「問い合わせフォーム」の営業でした。これは、問い合わせフォームを実際に管理したり、そこから集計などを行っている人からすると、嫌がられるのかもしれませんね。

・ひと通り見る可能性があるのが問い合わせフォーム


メールは迷惑にはなりにくいが、成果にも繋がりにくい可能性も


今回はこのような集計結果になりましたが、必ずしも

「営業されるならどの手段がいい」 と 「成果が出る方法」は一緒ではないかもしれないなと思いました。

メールが人気な理由は、「ベストな企業や商品を選ぶ」ためではなく「直接営業されなくて済む」からメールが良いという印象です。

つまり、今回の結果のように「メールがいい」という結果であっても、メールをしたら見られるかと言うとそうではありません。
むしろ、その多くは「埋もれている」ことでしょう。

参考になるひとつのご意見として


この投稿用のように、

前提、どの手段であっても課題感やニーズがなければスルーするわけです。

しかし、実際に課題がある「タイミング」だったとすれば、メールの場合だと埋もれてしまい、お客様は営業されていることすら気付きません。
普段は一番よい手段も、顕在的に困っている時はベストでない可能性があるのです。

※勿論メールがベストである可能性もあります

となると、やはり大事なのは困っているお客様を見つける目利き力と、検討タイミングを知っていることですね。

お客様の課題を想定して、「目をひく」「耳に残る」「気になる」言葉選びやキーワードを考えることも大切そうです。

さて、今日は集計結果の発表なのでここまでです。
新規営業でタイミングをコントロールする方法などは、また別のノートでも書きたいと思います!!


そして宣伝ですが、8月27日に扶桑社から出版が決定しました!!
タイトルは

Sales is  科学的に成果をコントロールする営業術

この本でも、新規営業や法人営業で、購買タイミングをコントロールする手法等を解説していますので、是非ご購入ください。
アマゾンは7月27日以降予約開始です~


PS:

そもそも、なんで「最初からメールアドレスしっとんねん!怖いわ!」みたいなご意見もありましたが、この辺りは前提のすり合わせができてなかったですね・・・すみません。

昔、社内の誰かが名刺交換していたり、WEBサイトに設置しているお役立ち資料をダウンロードいただいたりと、個人情報をゲット出来ていることを想定して書いておりました。

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