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井の中の蛙、オンラインの大海を知って #あの選択をしたから

仕事をしているとこれまで、ありがたいことに、「優秀」とか「よく頑張っているね」とほめられることが多かったです。

なので「このままの調子で仕事を頑張ったら、役所人生どうにかなるのかなぁ」と思っていました。


その心境が変化したのがコロナ禍の2020年。

当時の部署はイベントが中心の部署だったため、業務停止状態に陥りました。

ただ「ピンチはチャンス」と聞いてからは、コロナ禍でもできる企画を立てて、自分なりに対応はしていました。

そして2021年になり、「時代の転換点が来ている。このままじゃだめだ、思考を変えなきゃ」と思い、2月、まずは情報収集を目的にTwitter(現X)の運用を始めました。

すると、全国には熱い想いを持って活動されている公務員の方々がたくさんいると知ることができて、「みなさんに少しでも近づきたい」と考えるようになりました。


そして年度が変わり、5月下旬(正確にはわたしの誕生日笑)に、オンライン市役所で活動を始めました。

フォローしていた公務員の方のツイートでオンライン市役所の紹介があり、「これは参加しなくては!」と申込をしました。

そこでは「パワポ課」という自主勉強グループを立ち上げたり、「音楽サークル」で好きな音楽について語ったりすることで、全国の公務員のみなさんとお知り合いになることができました。

また、人前で話をすることが破滅的に苦手だったのですが、オンライン市役所で話す機会があったおかげで、苦手感を克服することはできました。


オンラインで活動することで、仕事にも良い影響がありました。

「PBL授業」という、地域企業のみなさんが学校に来て、自身の仕事を話しつつ、今抱えている課題を生徒に投げかけて、生徒はグループで解決策を考え、企業講師にプレゼンをする、といった授業を、コロナ禍の2021年度に始めました。

通常は企業さんに講師をお願いするのですが、企業さんからPBL授業の良さや熱い想いを伺って、2022年度に講師もやってみることにしました。

約1か月、中学生1クラスと接したのですが、クラス全員が目に見えて成長する姿に感動しました。

「子どもたちのためにもっと何かしたい」と思うきっかけになりました。


そして2023年現在。キャリアコンサルタント養成講座の勉強を始めました。

実は人生で3回程どん底に落ちた経験があります。

1回目は中学生時代に自殺念慮をして、2回目は大学時代に学科選びを間違えてやさぐれ、3回目は社会人2年目にうつになりました。

しかし、「このままは嫌」「これをやりたい」という気持ちを持って行動に移し続けて、そしてコロナ禍にオンラインを通して広い世界を知った今は、無事前向きに過ごすことができています。

そんな今のわたしだからこそ、その紆余曲折を含めて、誰かの人生が前向きになるお手伝いができるのでは、と考えるようになりました。

特に、進路に悩む時期の10代、20代の方に対して、親や先生、友達以外の話し相手になることで「働くって楽しいよ~人生いいもんだよ~」と伝えられるといいなと思っています。



コロナ禍に職場の外の世界をオンラインを通して知ることで、短期間で結構色々な選択をしてきたなぁと、今回記事を書いてみて思いました。

選択をし続けた原動力は、一歩を踏み出した時に見える世界の広さや輝きを、全身に感じられることかなぁと。

それを感じられる最も気軽なツールが、オンラインだと実感しています。今の時代に生まれてよかった!


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