パートナーという呼び方が好きじゃない
生物学的男性とか生物学的女性という表現を最近現実でよく聞くようになった。配慮を表す便利な言葉だと思う。
私はその言葉を聞くたびにもやっとする。だって男性と言えばそれは生物学的男性を指すだろうし、女性と言えば同じように大抵の場合は生物学的女性を指すと思う。生物学的という言葉が頭について救われる人がいるのだろうか。私はそれを聞くたびに「はいはい、生物学的男性ですよぉ」って思う。
もちろん配慮は大切。世間が変わっていくのはとても良いことだと思う。一人でも救われる人がいるなら私は我慢する。ただ私は世間より自分の方が大切なのでそんな風に思う。
あとはパートナーって呼び方もあんまり好きじゃない。私のパートナーという言葉から受ける印象はビジネスパートナーのような利害関係が一致した人のような感じ。ちょっと冷たい感じがする。そもそもカタカナが好きじゃない。
彼氏、彼女呼びがすっきりしてて私は好き。あとは恋人。パートナーじゃなくて恋人じゃダメなのかなと思うけど、恋をしない人はいるし(私は好きなら全部恋でいいんじゃないかと思ってる)、結婚している場合とかそういうフェーズじゃないよって人は恋人じゃ違和感があるのだろう。私は恋過激派オタクだからそれもこれも恋でいいだろって思ったりする。
相手の好きな人の性別を決めつけることがよろしくないとよく聞く。「彼女いるの?」「彼氏いるの?」みたいな言い方がダメ。指してるものが同じなのだから、別にいいじゃんと私は思うのだけど、自分のマイノリティ性を思い知らされるタイミングだったりするのかもしれない。
パートナーという言葉選びがいちばん安牌なんだろうなって感じがする。でもだからこそ、この呼び方が広がったからといって何かが変わるとは思えない。もっとマイノリティの人が存在しているということを知っていかなければいけないと思う。
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パートナーって言葉が嫌なんだけど、どうにかならないですか。パートナーという表現が好きじゃないせいで、私のパートナーという関係の価値が少し落ちた。友達、友人の方がいいなって最近思い始めてる。
大人になるにつれて友達って減っていくし、新たにつくりにくいわけじゃん。そんな中で友達言える人がいるってすごくいい。パートナーなんてすぐにくっついたり離れたりする。
でもやっぱり恋人かな。恋してる人って。そうれはもう告白だよ第二の告白。尊い。
以上好きな関係の呼び名発表ドラゴンでした。
マシュマロ
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