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試行錯誤して学習する

ブラッシング中、なつめはブラシに顔を近づけてくる。危ない上に、抜けた毛を食べようと口に含むので困ったもの。
何か対策をしなければ。
あれこれ検討した結果、おもちゃを購入した。
おやつをはさめる、中がとげとげのゴムのボール。ここにカリカリ(ドライフード)をはさむ。カリカリを取り出すのに夢中になっている間に、ブラッシングをするという作戦である(しつけとしてはあまりよくない気もするが)。

興味津々

最初、手ではさんでガジガジするも、なかなか取れないので、しびれを切らして投げ始めた。そして投げたボールを追いかける。私はボールを追いかけるなつめを追いかけて、ブラッシング。
そして、どうにかブラッシングを終えるも、なつめはまだ悪戦苦闘していて、私が開いて取ってやった。
なつめには難しいんだな。
今度は、浅い位置にカリカリを1個だけ仕込む。それでもなかなか取れない日々が続いたある日。
ブラッシング中、カリッと噛む音が聞こえた。
おお、できるじゃん。
身体のわりに大きい手でしっかりとボールを固定して口でとる。もう投げなくなった。

それならばと、今度は深い位置に1個。
しばらく苦戦していたが、そう時間がかからないうちにこれもクリア。
コツをつかんだようだ。
今は2個にしているが、どんどんスピードアップしている。最近は、まだブラッシングが終わらないうちに2個とも食べてしまう。

こちらもスピードアップしてブラッシングしなければならなくなって大変なのだけど、なつめには無理なのかなと思いかけただけに、嬉しい気持ちが勝る。
こんな小さい身体で、いろいろ考えながら試行錯誤して学習する。親(飼い主)バカだけど、本当にかしこい。



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