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韓国語勉強がどうなっていくのか?
アンニョン!
日韓の架け橋フジモンです!
チョアトモさんからたくさんの好評をいただいている
日本語名前から韓国語名前を作る企画第二弾放送を夜中にやりました♪
(平日の夜遅くにも関わらず多くの方に見ていただいて嬉しかったです!
そして夜遅くのライブになってしまい申し訳ありませんでした…)
↑アーカイブご覧ください↑
お名前つけて欲しいという方はぜひInstagramの方にご連絡くださいね^^
(フォローよろしくお願いします!)
こうやって楽しく韓国語に触れ、それでいて覚えていく感覚に身を委ねてみると、勉強自体の考え方が変わりそうです。
そんな中でこんなご意見を見たので、僕自身の考察を今日はチョアトモのみなさんに話してみたいな〜と思います。
今日お話を伺った先生曰く「独学」という言葉が死語になる時代。
— 韓国語のHANA (@hanapress) October 21, 2020
それくらい、今は住んでいる場所関係なくオンラインを駆使して見たり聞いたり授業受けたりできる時代。
日本における韓国語勉強界隈では一番と言ってもいいほど影響力を持たれている会社さんの中の人のTweetでございます。
僕はこれを見て、時代に追いついていないどころか、そもそも勉強者と向き合えていない先生って多いんだなぁと思ってしまいました。
独学は死語になるのか?
結論言うと、「ならない」と僕は考えています。
なぜか、そもそもネットの時代で
いつでもどこでも勉強ができるようになった(調べられるようになった)のは間違いないですが、それは完全に独学を後押ししています。
つまり、『むしろ独学環境が整っている』のが今の時代なわけで、
これからの時代に『独学が死語になる』のではなく、
『独学は潮流になる』というのがリアルです。
(コロナはそれを助長したと僕は考えています。)
そして次なる考え方、言葉が生まれるのであれば、
それは『通学』じゃないでしょうか。
“学校に通う”通学ではなく、
“通信学習”の通学です。
オンラインサロンやオンライン講座はこれからも増えてくると思います。
「語学を急激に伸ばして行こう,身につけて行こう」と思った時に、
トップは留学だと思います。
しかし、その留学までのプロセスを応援・支援するという意味では、
オンライン講座の有用性は非常に高く、
留学のような高い費用やリスクをおかさなくても韓国語日常会話レベルに到達することが可能ですので、
選択肢として留学ではなくオンライン講座受講は増えてきています。
さらにこの時代です。
僕が初めてオンライン講座を開講した2016年当初には
ほとんど存在しなかったオンライン講座も今ではかなり溢れてきています。
①インフルエンサー個人がやるもの
②会社としてやるもの
③語学堂や語学学校のカリキュラム一貫として
2020年現在時点で僕が業界を眺めていて感じるのは、
②会社の事業として入ってくるパターンがすごく増えてきている。
ということです。
(これはYouTubeに見られる現象と同じですので、
どの業界でも「儲かる所に資本はやってくる」という事実を知っておくといいですね。)
例えば最近ガンガンSNS広告でも流れているCampus onというオンライン型語学教材もそうですね。
(僕も研究でこれを購入したので中身は把握済です)
レビューはコチラになります。
基本的に個人のインフルエンサーが真面目に韓国語講座をやるなんて
ごく稀だと思ってて、多くは会社単位だと思います。
オンライン韓国語講座を受ける前に知っておくべきこと
なぜ個人単位でオンライン韓国語講座をやる人が少ないのか?
なぜ会社単位なのか?
これには明確な理由があります。
一つは金銭面の理由です。
単純にオンラインでも講座を開くためにはお金がかかります。
サイトの運用にしろ、アプリにしろ、絶対です。
運用面の話をすると「全部自分で作り、デザインし、教育・サポートもする」っていう完全マンパワーでやるならお金は最小化できますが長持ちしません。
「じゃあお金があればいいのか?」っていうとそういうわけでもないです。
そして二つ目が運用や結果へのコミット性です。
実際韓国系インフルエンサーの人で韓国語の教育動画や講座をやる人って少ないと思います。
ファンがいて、お金があって、、そんな人が韓国語講座をやったら会員数はエゲツないことになるかもしれません。しかしやらない。なぜか?
僕自身もオンライン講座をやっている身なのでよく分かるんですが、
ちゃんと効果につなげるための語学講座を運営するのはめちゃくちゃ大変です。ただ教材をお届けするだけ、ずっと同じことをしていても講座のパイは広がりません。
そして、オンライン講座とオフライン講座一番の違い。
それが「離脱率の高さ」です。
基本的に講座の前提は「継続」にあります。
オフラインの良さはそこに矯正性があることにあります。
「学校に行かないと●●」のような感じです。
しかしオンラインにはそれがなく、独学特有の自発性が大きいです。
受講における金銭的リスクの低さもありますが、
圧倒的に監視の目が少ない、目につく機会が少ないオンライン講座は
オフラインに比べて離脱しやすいのです。
だからこそ講座離脱を減らすために重要になるのが、
“目に見える結果”と“運用へのコミットメント”です。
「間違ったことを教えられない」という前提の上で運用への高いコミットメントが必要になる。
もはや高スパンでの動画投稿をしているユーチューバーが中途半端に手を出せる領域ではないわけです。
未来は分かりませんが、少なくとも今段階でそういったインフルエンサーが韓国語教育に手を出していない理由はその部分が大きいと思っています。
だからこそ、今は資本と人材を持つ会社が入ってきます。
かと言ってポッと出の会社や韓国語会話で影響力が少ない会社がやっても会員は増やしにくい…
そこでインフルエンサーや有名な教育者を起用し、
会社側が大部分の講座の中身を作り、プロモーションまでする。
(先ほどのCampus onも韓国語系ユーチューバーさんを起用しています)
このスキーム自体はどの業界でもありふれていることです。
昨今の炎上で記憶に新しいてんちむさんのナイトブラ案件と同じです。
(インフルエンサーは、広告と説得力の役割を担うってことです)
だから消費者目線でそういったプロモーションを見ると、
「うわ、、凄そう!!」「ここならやれそう」と勘違いしてしまうわけです。
全てが嘘,詐欺ではないですが、
今後ネットを見ていくのに当たってそういった裏側も存在することは知っておくと良いと思います。
韓国語勉強の未来
僕が考える韓国語勉強の未来を一言で表すなら、
・Community(コミュニティー)
・Interactive(双方向性)
・Friendly(親近/友達作り)
そもそも語学の根本が原点回帰してきていると思っていて、
それこそ昔は、
「文献や文書を記録として残す」ために文字を作りました。
しかし当初の“言葉”は“意思疎通(コミュニケーション)”です。
それこそちょっと前の外国語教育の根本は“語学”でした。
僕自身もその考えに毒されていたので、一生懸命文法や言葉を勉強しようとしました。
ただ、今はその考え方が“疎通”に近くなってきていると感じています。
そもそも韓国語勉強の経緯が、アイドルやドラマだったりするので、
目的自体が「コミュニケーションの達成」の延長線上にあります。
つまり、昔のように“韓国語総合力”といったいきなり高いハードルを目指すのではなく、「まずは話したい/友達が欲しい」という低いハードルを目指している人が多いということです。
そして多くの人は「専学」ではなく「副学(複学)」です。
SNSやネットの普及で個々人の心理的可処分時間も減っているし、
新型コロナウイルス流行も一つの要因でありますが、物理的にも時間もお金も場所も制限があるわけです。
だからこそまず勉強環境として…
オンライン韓国語講座(教材)は選択肢の潮流になるはずです…
その上で韓国語講座を構築する時のポイントこそが
・Community(コミュニティー)
・Interactive(双方向性)
・Friendly(親近/友達作り)
だと思っています。
将来的には、各韓国語講座がそれぞれの強みを生かし合ってコラボするような未来があっても良いと思っています。
実際韓国語講座や教材,レッスンにはそれぞれの色があります。
「この講座は発音が強い」
「その講座は文法解釈・解説が強い」
「あの講座は学びやすさの配慮が強い」
のような感じです。
基本的にビジネス視点では
韓国語講座や教材は一つの業界でパイを奪い合う競合です。
しかし、業界の未来や受講者視点で考えるのであれば、
韓国語講座や教材は一つの業界でパイをシェアし合うという同盟になるべきだと思っています。
韓国語講座とは、
韓国語学習者にとって、成長の場でもあり、楽しい居場所でもあり、新たな繋がりが生まれる場所である。
というのが僕の描く未来像です。
オンライン化はその手段や状況変化の一つに過ぎません。
権威性を超えた可能性に目を向けるべき
最初に取り上げた通り、権威は進化と退化のバランスが悪い場合が多いです。
成功とは人を弱くもする。
芸能人がYouTubeに中途半端に参入して失敗している姿を見て分かるはずです。
一つの業界で力を持つと、その自負と自尊が邪魔をします。
今日お話を伺った先生曰く「独学」という言葉が死語になる時代。
— 韓国語のHANA (@hanapress) October 21, 2020
それくらい、今は住んでいる場所関係なくオンラインを駆使して見たり聞いたり授業受けたりできる時代。
この言葉は時代に遅れてるから出ている言葉ではないと思います。
時代は読み取ろうとしてるけど、本質であるそこに生きてる人のことを理解できてないことを表しています。
これが韓国語を教えてる先生の実態だということでもあります。
(全員ではないですが)
なぜならば、オンライン講座を受講したところで、
その学習スタイルは独学の延長であることは誰でも分かります。
スタイルに限らず、オンラインコンテンツで勉強ができるっていうのが本筋です。
つまり変わったことは
「本を買わなくても勉強できる(無理して買わなくても良い)」
「本で学習することが主じゃなくても良くなってきてる」
ということであり、独学自体が無くなっていくことには何の関連もないんです。
そんな考察力がない先生からお話を伺うって、、、って正直思っちゃいました。
これは僕自身にも言えることですが、
大きなメディアや会社はもっと権威ではなく可能性にも目をつけたほうが良いと思います。
自分のアクセス稼ぎや売上アップのためには権威と絡みたい、権威と組みたい気持ちは分かります。
しかし、それが今やこれからのニーズ、変化に合っていなければ、将来的にはマイナスだと思うんですよね。
もちろん「絡むな」って話ではなく、バランスですね。
韓国語勉強のハードルを上げるよりも下げてあげる。
教え説くよりも一緒に考え、成長にコミットしていく。
そんな場所こそが今求められていると思います。
ぜひみんなのご意見も聞かせてください^^
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