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子育てにおける「ありがとう」の重要性

「ありがとう」って言ってますか?




私が幸せ追求教師として活動する中で、また日々家族と生活していく中で、最も大切にしているのが、「感謝」です。

感謝ってものすごい力があります。
その中でも今日は「子育て」における感謝の重要性について、お伝えします。

子育てで何を重視すればいいのだろう?

何を大切にすればいいのだろう。

そう迷っている人にはぜひ最後まで読んでいただきたいです。



ありがとう=幸せ


まず「ありがとう」ってどんな時に使う言葉でしょうか。

有難いという言葉にあるように、有ることが難しいことに対して使います。

当たり前だと思っていることには使わないんですね。

あぁ助かった。ありがとう。
こんなにもらっていいの?ありがとう。
こんなものを食べれるなんて。ありがとう。
そんなこと言ってもらえるなんて。ありがとう。

そんな出来事の幸せを言葉にしたのが「有難い」「ありがとう」です。

「私は幸せだ」という気持ちを表した言葉なんです。

では、幸せか、幸せじゃないかの違いはなんでしょうか。

それは本人が、「幸せだ」と思っているかどうかです。
たったそれだけです。

そこにあるのは、その人の捉え方だけです。

起こる出来事を、有難いと思えるかどうか。

たったそれだけです。

私は、娘に幸せに満ちた人生を歩んで欲しいと願っています。

であれば、私がすべきことは、起こる出来事を有難いと感じる心を育ててあげることになります。

そこで私は、私自身が「ありがとう」を使いまくることにしています。




子どもは私たちのようになる


子育てでも、教育でも同じですが、子どもは大人の思い通りになるのではなく、大人のようになります。

つまり、私たちの姿が鏡のように写し出されるわけですね。

優しい子になって欲しいのなら、自分が優しくあること。

責任感のある子になって欲しいなら、自分が責任感を持っていること。

約束を守れる人になって欲しいなら、自分が約束を守ること。

大人の背中を見て、子どもは学んでいきます。
私たちが、親や教師、周りの大人たちを見て学んできたように。


仕事が楽しいと思って欲しければ、自分が楽しく仕事をすること。

未来に希望をもって欲しければ、私たちが未来に希望をもつこと。

幸せな大人になって欲しいなら、私たちが幸せであればいい。

とてもシンプルですね。

と言うわけで、私は「ありがとう使いまくる」ことを親として気をつけています。


ありがとう育児


親として、「ありがとうを使いまくる」といいますが、誰に対して、何に対してかが重要になりますね。

感謝に値するものといえば「全て」になってしまうのですが、育児という面では、私の中では意識している優先順位があります。


①妻に対して
②娘に対して
③身の回りの全てに対して



まず最初に一番意識しているのは、妻に対して「ありがとう」と言葉にすることです。

と言っても、意識していたのは初めの方だけで、今は当たり前になりました。

これは妻とも話をしていて、何かにつけてお互いにありがとうを言い合います。

親が、ありがとうを言い合っている姿を見せる。

これがとても重要です。何よりも大事です。

そんなこともありがとうなのか〜
と子どもに思ってもらうために、まず私たちが言い合います。

これは子どものためでもあるし、自分たちが幸せであるためにとてもとても大事です。

どんな時でもありがとうです。何が起きてもありがとうです。

そんな姿を見せていると、子どもは真似をし始めました。


娘の場合


娘は私によく似ているので、仮にミニチャコとします。笑

現在3歳。天真爛漫。
小さい頃から、なんでも選ばせることをしてきました。
自分の意思がはっきりしている頑固ちゃんです。笑

消防車と救急車とドクターイエローが好きな女の子。
最近は、シルバニアファミリーで遊んでます。

彼女の前で、ありがとうをいつだって言い合います。

もちろん、何かにつけてミニチャコにもありがとうを言います。

「生まれてきてくれて、ありがとう。大好きよ~」

「手伝ってくれてありがとう。助かるわ~」

「持ってきてくれてありがとう。ナイス!」

「大好きって言ってくれてありがとう。嬉しい。」

抱っこをしていて腰が痛くなった時、「降りてくれる?」と頼んで降りてくれた時にも「降りてくれてありがとう」

妻の作った料理を食べて、「美味しいね。ママにありがとうだね」「美味しいって食べられるのはありがたいな。大感謝だな!」


「ありがとう」をたくさん言うようにしています。

すると、彼女はたくさん「ありがとう」を言うようになりました。

抱っこしたら、「まま、抱っこしてくれてありがとう!」

シートベルトを締めたとき、「ぱぱ、しーとべるとしてくれてありがとう!」

お迎えに行ったとき、「ぱぱ、むかえにきてくれてありがとう!」

参観日に行ったとき、「みにきてくれてありがとう!」

私の母がお土産をくれたとき、「ばーば!ありがとう!」

保育園の先生も教えてくれました。

給食の先生が「部屋に持ってきてくれた時、ミニチャコちゃんはありがとうって言ってくれるから嬉しいんです」

「先生大丈夫?そんなこともあるよ!って言ってくれたり、たくさんありがとうって言ってくれます。ミニチャコちゃんのファンになりました!」

家の外でもありがとうを言っているようです。


少なくとも今の彼女は、「ありがとう」を言うことが体に染み付いてきています。

「ありがとう」って言ってくれたら、私はとてもとても嬉しいです。

子どもに言われたら、親としたらめちゃくちゃ嬉しいですよね。
子どものありがとうってすごいパワーがあります。

だから私が「ありがとうって言ってくれてありがとう」って言うこともあるんです。
ホッと胸が温かくなって、笑顔になって、心から幸せな気分になるから。



ありがとうの幸せループ


相手がありがたみを感じているか。
我々はそれを言葉を介して理解します。

それが口癖であっても、言葉にできるということは相手に伝わるということ。
ありがとうは、社会で生きていく上での最重要スキルです。

自分にとっても、相手にとってもいい言葉。
口癖にしなきゃもったいないと思いませんか。

「ありがとう」のすごいところは使えば使うほど、ありがたいことが増えていくことです。
言葉だけでなく、心で「有難い」と感じることも増えていき、ますます幸せになります。

そして、ありがたいことの中に、③身の回りのすべてが入ってくると、最強になります。良くないことが起こったときや、嫌なことがあった時にも、感謝できるようになれば、全てを糧にできます。
いつでも前向きになり、自分に必要なことを見出したり、努力したりできるようになるからです。
そしてそんな風に前向きに、全てに感謝しながら進んでいく子を、みんな応援したくなります。敵がいなくなり、味方がどんどん増えていきます。

たくさんの人とつながり、ますます幸せなことが増えるでしょう。

ありがとうの幸せループに入ります。

「ありがとう」は最強無敵の言葉なんです。

たった五文字の口癖をつけてあげることで、子どもたちはより幸せに人生を生きていきやすくなります。

子どもの幸せを願うのであれば、「ありがとう」を見つける力、それを言葉にできる力は、最優先でつけてあげたいスキルだと考えています。



まとめ


「ありがとう」をたくさん見つけられるようになれば、幸せループに入ることができます。

子どもをありがとうの幸せループに入れてあげたいと願うなら、自分たちが普段から「ありがとう」を言い合うことが一番大切です。

なぜなら、子どもは私たちから学んでいくからです。

育児において、「ありがとう」は最優先で大切にすべき言葉です。

たった五文字の「ありがとう」のすごさ。伝わりましたでしょうか。



終わりに


私は、毎日Xで「#ありがとうみつけ」として感謝をつぶやいています。

え? そんなことに? と思われるようなこともつぶやいています。

学校でも、全校で「ありがとうみつけ」に取り組んでいます。

ありがとうが増えると、シンプルに人間関係も良くなります。

これも幸せループの一部ですね。


幸せな子どもたちを育てたいと思えば、まず私たちが幸せになりましょう。

そのために、まずが意識して毎日「ありがとう」を使っていきましょう。

大切な人に言うのは恥ずかしい……そう思うかもしれません。
そんな状態でもし言えたらすごいですよね!

そんな自分にもありがとうです。

言えなかったとしても、言おうとした自分にありがとうです。
意識してくれてありがとうです。

心にありがとうがあれば、いつかは言葉になりますからね。



育児における「ありがとう」の重要性についてでした!

ここまで読んでいただきありがとうございます!

大感謝!

ニキチャコでした!まったね~(^o^)/


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