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緊張の対処法

なんでこんなに緊張するんだろう。

私こういう時いっつも緊張するんだよね。

この緊張どうにかして!手が震えるじゃん・・・声も出ないよ・・・

私って肝心な時に緊張で力が出せないの・・・


多くの人が困ってるはず。

緊張を味方につければいい!って分かりきったようなことを言われることもある。
でもそんなに簡単に味方につけれたら、苦労してないよね。


だから、緊張について知ろう。




緊張ってさ。簡単に言うと、生存本能です。

死なないように無意識が判断して引き起こしている反応。

もとはと言えば、太古の昔、私たち人間が大きな動物に狙われ、命からがら逃げるときのために編み出したシステム。

手にじわっと汗をかき、滑り止めをつくる。必要な水分以外は発散しないように調整するから声は出なくなるし、のどからからになる。心拍数をあげて瞬時に体の出力を最大にできるようにする。その他もろもろ。

つまり、あなたの無意識が引き起こしている緊張とは、あなたを死から守ろうとしている状態と言っていい。

言い換えれば、あなたの無意識にとって、あなたが緊張する場面は、死の危険に直面している場面ということになる。





そんな大袈裟な!って思った人いると思うけど、これは事実。

あぁ…ここで失敗したらお母さんに怒られる……

ちゃんとやらなきゃ……! ここでできなきゃ私は……

できなかったらみんなに笑われる……きっと馬鹿にされる……

私はすごいっていつも言われてきたの。だからいつだってすごい自分でいなきゃいけないの!じゃないと褒めてもらえないもん……ほめてもらえなかったら私は……


あなたの中の子ども達が怖がっている。

怖がっているは、肉体的な死よりも先に、社会的な死

ほとんどは幼い時から培ってきたもの。

いつも以上の力を出して、認められなければならない。

そうしなければ生きていけないじゃないかって本気で信じている。

だから、いつも以上の力を出すために緊張する。


そんなとき、どうすればいいのだろうか。

抑えようとしたって抑えられるものではない。

無意識の力は、あなたが思っているよりずっとシンプルで強い。

簡単に納得させられるようなものではない。


しかし、「必ずできる、大丈夫だ。」と思うものは緊張しない。

みんな歯磨きに緊張はしないはず。

だから緊張以前にすべきことは、入念な準備。練習。

練習は本番のように。本番は練習のように。だね。

当たり前なことにしてしまえばいい。そこまでやってしまえばいい。

そうやって心配性の無意識を納得させること。これは死の危機には関係ないと。





それでも緊張するなら?

認めてあげよう。

あぁ……私は何を恐れているのだろう……死が近づいているんだな……だから緊張するんだな……

私を守ろうとしてくれているんだよね、ありがとう。
でも大丈夫。失敗したって死なないよ。


そんな風に、言ってあげて。

まずは、あなた自身を受け入れることから。

リラックスと緊張の中間が一番いい状態。

つまり、全力以上ではなく全力に調整する。

それを意図的に作るのが感謝です。

自分自身に感謝したら、そのあとは周りの物、人、環境などにも続けて感謝を述べよう。心に思い浮かべるだけでもいい。
たくさんたくさん思い浮かべるのがいい。




自分や、周りにありがとう。

これが緊張の対処法。
これが緊張を味方につけるってこと。

いつも緊張しちゃう人、試してみてね♪




読んでくださり大感謝!

これは生物学、脳科学、心理学などの視点から導き出した緊張の対処法です。
遊園地のキャストの方にも話をしました。
本番を迎えるクラスの子ども達にも話をしています。
緊張を調整し、全力を出す。いつも以上を出す必要はないです。
いつもが十分素晴らしい。そう思うぐらいに仕上げる。
そして感謝で仕上げをする。
みなさんが全力を発揮できますように。
失敗をを恐れずチャレンジできますように。

ニキチャコでした!またね~♪



※そもそも失敗って、本当に失敗なの?って話。









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