ニケと歩けば soixante
今日こそは本物!の晴れの日になりそうです。
数日、雨に打たれっぱなしの庭の木やハーブは久しぶりのお日様に頭をもたげたり背伸びしているように見えます。
自粛前にオリーブの苗木を植えました。先代は大きくなった途中で水のやりすぎだったのか枯らしてしまい、「今度は可愛がり過ぎないよ!」と苗木に誓って?植えました。名前札に「ミッション」と書かれています。
品種はたくさんあってこの子は葉の両面のコントラストがきれいな品種らしいです。
ギリシャ神話の女神アテナがはじめて植えたオリーブはオリンピックの勝者にその冠を与えられたこともあり「勝利」の象徴とされている縁起のいい木だそうです。
だいぶ横に広がってきたので剪定やらをしないといけないらしいですが、もう少し成長の様子を楽しもうと思います。
ニケは小さな庭に気が向けば出ます。たまにベジタリアンになって葉っぱをモグモグ。すっかり蝉の声が聞こえなくなったキョウチクトウのごつごつ四方に延びる根っこの隙間にしゃがんでしばし瞑想します。そんな姿を部屋の中から、ぼんやり見ている時間もいいもんだと思えるようになりました。
これも「時は金なり」何もしない贅沢を今になってわかったような気がします。今日は庭のミントを濃い目の紅茶に入れていただくことにします。
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