見出し画像

三都それぞれにいいところ

雨上がり、湿った空気はいつまでもまとわりついて梅雨の時のような湿っぽさです。汽笛もくすぶっているような…。

お天気もいろいろ!春先の優しい日だまりがいつの間にか雨の続く時期になりやっと晴れたと思ったら今度はギラギラと汗をぬぐいながら坂を上がっていく。
秋はいろんな紅葉で山は彩られ、冬にはうっすらと六甲山は白くなり。
毎年同じように見えても今年の桜は花が大きかったとかサツキの色が鮮やかと散歩を楽しむのに北野はいろんな表情を見せてくれます。

もうすぐゴールデンウイーク。沢山の人は異人館街にやってくるでしょうか?
 神戸は宿泊する都市ではないと長年言われてきました。京都や大阪に来てついでに行く処と言われています。
「そういわれればそうだなあー。別に何日もかけなくても観光バスなら数時間で回れるし…。」とあっさり納得しています。
 しかし京都、大阪そして神戸の三都物語。それがなかなか面白い相関図を作っているんです。
三角関係は男女のと似てなくもなく…。
一般的なイメージは
 面白くてざっくばらんのお笑い好き!くいだおれの街大阪。一般人も芸人なみのお笑いコントができる、ノリの良さ!たまに会うとものすごく楽しい!
京都は着倒れ。学生の町で上品。もちろん歴史の宝庫!有形無形の文化を誇りに思っています。歴史のなせる業はその話し方にも表れて衣が幾重にも…。本心を見つけるには少々時間が必要です。
神戸はお洒落で西の横浜。エキゾチックな港町。靴や履物にお金をかける履き倒れ!一番分かりやすそうでわかりにくいところもあって…。
三都とも個性豊かです。それゆえ対抗心と言うか郷土愛がそれぞれにあります。
 あくまでも近しい大阪の人たちの感想ですが…。
大阪の人は神戸が大好き。「神戸の人かと思った」と言われると嬉しそうにします。特に女性はおしゃれな人!と思われたと勘違いするそうです。でも京都の人はなんとなくはっきり思っていることを口に出さない。何を考えているのかわかりにくくてお高くとまっているといいます。京都人の「ぶぶ漬けでもどうどす?」とすすめられたら「早く帰って!」と言う意味ってわからへん!ハッキリ言いなぁとなります。
大阪の人は食べるの大好き!そしてサービス精神旺盛です。お好み焼き、たこ焼きはソウルフード。値切るのは当たり前の文化です。でも口をそろえて「ケチちゃいますねん」これもコミュ力のなせる業らしいです。すばらしい!

京都の人は大阪を騒々しくてなれなれしい!初対面でもずかずかと入ってくる厚かましさが嫌!となかなか手厳しいようで。でも、神戸には甘い。ハイカラだから⁈お洒落だから!そんなにうるさくないし…。

なぜか私は京都の友達が多く、気が合います。奥深いあいまいさと強さが好きです。
神戸の人はドライでどちらかと言うと関西人気質より東京寄りのような気がします。大阪の人ほど東京を敵対視しません。
 それで大体、大阪は好きではないけど嫌いでもない。京都は嫌いではないけどとっつきにくくで好きではない。答えは同じでも微妙なニュアンスの違いを感じています。
男女に当てはめたら大阪と京都。神戸の女性はどちらを選ぶのでしょうか?
 あれこれ言ってそれを楽しんでいるのは、うらやましいところや憧れをそれぞれ持っているからに違いありません!毎回盛り上がる三都物語⁈です。
ニケは「私はおやつをくれる人が好き!」と言いそうです。
今日もいい日にしましょう。
 




この記事が参加している募集

スキしてみて

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?