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仲人の仕事  お見合いよりも友達

お見合いが決まって日取りを決める時、「この日はジムに行く日!」「この日は友達と遊ぶ日。」となかなか決まりません。

「婚活をしているなら何が何でもお見合いでしょ!」とはいきません。
「1年間はお見合いを中心に生活しましょ!」とは机上の空論とまでは言いませんが理想どうりにいかないのは本人の優先順位にかかっているようです。

敏腕仲人は「何しろお見合い優先でこの一年過ごしなさい!」そう指導するそうです。
もちろん一日も早く良縁を見つけるためにはお見合いと言うワードが生活の中心になるときは必要です。

日程の中に友達と遊ぶ?とはなんだか不謹慎と捉えるようです。
ある程度の年齢になると自分の生活が心地よい方向にどんどん傾いているので一定のパターンが出来上がります。

もちろん婚活を始めたからにはそこにお見合いの日と言うのも盛り込まれますから、同じ1年、1週間なら何かを押しのけてそこにはめ込む必要があります。

敏腕先生は何が何でも最優先にしなさい!ということらしいです。
たまに会って指導するそうですが、こと細かくこうすれば受けがいいとか髪型服装に至るまで…。

お見合いと言えるのは相手が決まって、初めて顔合わせをする一日だけのことです。何度か会って真剣に結婚を考える相手に「今日は…。」と自分の都合ばかりを優先したなら相手も「この人本当に真剣に考えているのだろうか?」となりますが、相手にそれだけ心が傾いていないからなのかもしれません。

今日は4回目のお見合いをする男性がいます。
だんだん自信が湧いてきているように見受けられます。
婚活を通じて、周りの事を見渡せる視野が広がったようにも思えます。

11時に待ち合わせ。始めて会うので、相手は水玉のスカート、こちらは「雑誌を右手に持ってます。」と相手仲人に伝えています。

最初は目印の物を持つことさえ嫌がっていたのに昨日あった時は母親も丁度居合わせて、いろんな話が出来ました。別にお見合いの事ばかりではなくて日常の事。なんだかいい空気が流れていました。

帰り際「雑誌忘れないようにね!」というと「これいいアイデアですね!駅で旅のパンフレットをもらって帰りには捨てられるし…。」初めて肯定的な
答えが出ました。

そのパンフがいつかは一緒に行く旅の!となればいいのですが、
何しろ楽しんで新しい出会いを大切にしてもらいたいものです。

今朝は少しひんやりとした風が吹いていました。日の出前の1時間。この季節ニケとの散歩は貴重です。とはいってもまだまだ汗はたっぷりとかいて
います。この暑さも生き物や草花には大切なこと。
私も負けずに一度きりのこの夏を楽しみたいものです。

今日もいい日にしましょう!



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