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未来への暮らし方 

いよいよ老後という未来に向けてその年代を歩き始めた私は、今までと違った生活習慣もできてきました。

まずは適度の孤独です。子供たちも巣立って、自由な時間、自分の時計枠が出来ました。孤独とは暗く寂しいものではなくて「自由だ~!」ということが分かり気持ちが解放されました。

家族のために家事をして一日が過ぎていく。掃除、洗濯と。私の場合は仕事に振り回されていた時期から、解き放されてそれはドアの向こうの世界でした。

引退して何をしたらいいのかわからないと戸惑って、元気がなくなる男性が多いようですが、もったいない!あと何時間、何年あるかわからない自分のための人生を謳歌する時期だと思っています。

これからは苦労を掛けた妻と一緒にという男性がいますが妻たちはとっくに旦那さんから独立しています。だから急に毎日家にいたり買い物について来られると苦痛でしようがないという人がいっぱいいます。

ひとりで行動できない、他人に頼って生きてきたという人は、孤独になるのが怖くって少なからずその相手に合わしたり気を使ったりと些細なことをお願いするのにその何倍もの神経を使っていい人を装ってしまいます。

感謝の気持ちは大切ですが、堂々と困った時は頼めばいいと思います。それを快く引き受けてくれるかどうかは今までの自分がどのようにして来たかにかかっていることは否めませんが…。

特にいい年になった子供にいつまでもはれ物に触るように気を使っている親がいます。用事のお願いをするのに「ごめんね」や「すみません」より「ありがとう。助かったー」と言える関係になっているかどうか。いつまでも身内を頼る人生は家族の心が離れるのが怖くて自分のしたいことも我慢してしまう。いずれ体の衰えで少なからずお世話になるのですから、精神的には熟年の自立は家族にとってもありがたいことだと思います。

だから我儘に生きる!縛られるものをどんどんなくすことです。
家族の食事の用意も小さな子供がいるなら別ですが、みんなおとな。
その時に出来る人が作ればいいと思います。
「今日は忙しかったから手抜きご飯ね。」「気が乗らないから勝手に作って!」と言えるかどうか。主婦たるもの家事は仕事と決め付けている真面目な人にとってはそんなことしたら主人や子供たちに叱られる!と何か大罪を犯したかのような恐怖を感じる人もいますが、「私は飯炊き女ではない!」と心で呟けばいいのです。

熟年世代にとって手抜きという言葉はいい加減や雑にということではなくてこれからの時間を少しでも楽しいことに使うための一つの方法だと思うのですがいかがでしょうか?

今日もいい日にしましょう!




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