見出し画像

仲人の仕事 本人の気持ち次第

明日は二件のお見合いがお昼から偶然ですが同時刻にあります。
ひとりはZOOMでの。もう一人はリアルで女性の希望する場所に出向きましす。

男性は二度目。ZOOMはよく人がみえない?とのことで、会いに行くことになっています。40歳半ばでも生活している環境によってはZOOM
はしっくりこないようです。

彼は特に結婚を焦っているわけでもなく、趣味のジム通いと父親から受け継いだ商売を広げるのにほとんどの時間を費やしてきました。

商売も軌道に乗って安定すると今まで何にも言わなかった両親が「結婚」の文字を頻繁にちらつかせてきました。

急に「早く嫁を探せ!」と言われても…。
最初に父親に頼まれて面談した時はものすごくぶっきらぼうで「そんなところに世話にならなくても大丈夫!」と聞く耳持たずでした。父親の説得も歯が立ちません。

私も頼まれてきたものの本人にその気がないのに無理にとはこちらもお断りです。ぐらいの気持ちでしたので父親をなだめて?「もう少し様子を見られたらどうですか?」となりました。

半年ほどたった時母親から電話がありました。
どうしてもお願いしたいと。

会いに行くと父親の時とは違って母親には頭が上がらない様子で表面上は素直に話を聞きました。しかしまだまだ本気さは見て取れない状態でした。

何回かLINEを送ったり会いに行っても商売人の割には愛想がありません。
時間がかかりそうですが、それはそれで噛み応えがあるというもの。
既読はあるものの問いかけには全く返事がない状態で3か月ほど経ちました。

一回目のお見合いはあえなくお断りの返事が来ました。さもありなん状態です。恥ずかしがり屋のおじさんはうまくお話が出来なかって様子です。

あるころから電話にもすぐ出るし、LINEも返事してくるようになりました。少し私を許るした?のか話すにも無理が無くなったようです。良い感じになってきたのが実感できます。婚活は本人と仲人の共同作業。チームワークが大切です。
前回は地元での、今回は大阪でのお見合いが決定しています。
一週間前確認事項と、打ち合わせに行きました。なんだかいつもより気をもむ私がいます。「ちゃんと10分前に着くだろうか?」小学生でもないのに何でこんな心配をするんだろう?
二日前に会いに行きました。なんとなく機嫌がよさそうで、「スーツの方がいいかなあ?」とか「ジャケットの方が!」と自分から当日の服装をたずねてきました。いろんな注意をしても「うんうん。ハイハイ!」と。

目印は片手に雑誌としています。相手の仲人さんはお天気でも水色の雨傘とあります。

「必ず10分前に着くようにね!」と最後に念押しして。
あの硬い表情で聞く耳持たずのころからずいぶん変わってきました。結果はどうあれ彼自身が変わればいい風も吹いてくるでしょう。

当日は私は自宅で待機しています。会えなかったときのために相手仲人に連絡する役目です。

彼にも春が来ますように!
今日もいい日にしましょう!




この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,537件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?