おせっかいはほどほどに
傍で面倒をみてくれる人がいないと不安な人や、一人で決められない人。これは年齢に関係ないようで、どこに行くのもついて行ってほしいという人がいます。
幸運なことに?世話を焼くのが大好きなおばさんは巷に溢れています。
それがお互いに高めることになればいいのですが、比率がどんどん頼りっぱなしとなり、相手の事より自分のための世話になったのならちょっと残念!
彼女たちは近所だけにとどまらず、今やバイト先にもたくさんいて仕事以外の私生活でも世話を焼きたがります。
人を育てる、あるいは会社なら仕事を教える立場では良い結果になる場合と却ってマイナスになる場合。人選はなかなか難しそうです。
一つ間違えば公私混同になりかねないこともあります。また過保護は育つ芽を摘みかねない。
そんなおばさんは母性本能に溢れていて黙ってはいられない、基本はいい人です。
若いころは愛情いっぱいで子供のことを中心に考えていました。その子供はおおきくなっても可愛い○○ちゃん。子供に代わって問題を解決するし、本人より先回りしてフォローします。
そんな人は人類皆兄弟!とまではいかなくても同僚や友達にまで親切で何かと世話を焼きます。なのにご主人にこの情熱が向くことはあまりないという事実。かまわれたい夫とそれが煩わしい妻は相容れず!
だからおばさんは外に出て仕事をします。
ところが職場ではディープな世話をありがたく思う人と遠慮したい人がいるのをすっかり忘れています。みんな私を頼っているという思い込みはなかなかのものです。
通訳のように帯同?して本人より先に答える人をたまに見かけます。
子どもに聞いているのに親が答えるのと同じ構図!
子どもは答える時も親の顔を窺がって「これでいい?」というような態度です。自信ありげに親がうなずく。そんな場面を今までもよく見ました。
ところが同僚や後輩はなかなかおばさんの言うとおりの絵を描いてくれません。先に答えるともろに嫌な顔をします。時には「ちょっと黙ってください!」という人もいておばさんのプライドはズタズタです。基本いい人ですから想像以上に凹んだりして…。
気持ちも分かりますが、何歩かうしろに下がって見守ることができたらいいのになあと思います。無機質な世の中、無償の手助けが出来るおばさんは貴重な存在ですが、時と場所を弁えないとせっかくの素晴らしい行動も迷惑になることがあることも知っておくべきかもしれません。
お互い気持ちのいい関係でありたいものです。
今日もいい日にしましょう!
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