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見極める力

いつも私たちはどちらを選ぶかを迫られています。
日常の小さなことでも…。例えば美味しそうな果物。スーパーに行くと洋ナシの一つを選ぶのに数分吟味している婦人がいます。果たして美味しいのにあたったかしら?これは序の口。たとえ外れても残念!仕方がないと諦められるものです。

最近、腰や膝の調子が良くないといろんなサプリや薬の宣伝を見てはこれが効くかもしれない!でも何となく違うような気がすると結局決められず、シップを体中に貼る始末。自分の体を知らないと的外れな処置をしていつまでも改善しないことになります。「私はいろいろ気を付けてるよ。」と言っても何年もよくならないのならその対処はあっていないということです。
 ずーっと続けていることに満足しているだけの事。

次は人間関係。いろんな場面で様々な人に接するのですが、第一印象で見極められるかどうか?もちろん長く付き合って分かり合えることもあるし最初は利害関係でつながっていてもその先、本当の友情が生まれる場合もあります。

この人は絶対大丈夫、と思っていた人が案外…。とがっかりする時もあり、自分の見極める力のなさを痛感するかもしれません。

いろんなことで失敗して、学習したように見えて同じ間違いをする癖。なかなか直らないものです。それが習得出来たらもっと人生楽になるかもしれませんが、それが生きるということ。楽をするために生きるのではなくどこまでも迷って失敗してそれでも前を向く力をつけることかもしれません。

少しでもと思うならたくさんの人に会っていろんな場所に身を置いて、
感覚を磨くしかありません。

そんなこと考えるなんてなんか打算的でいやだなあと思えたらそれはそれ。気分の赴くままに生きたらいいと思います。人はもともと善という。ならば見極めること自体失礼なとなるかもしれません。

どのように生きるかはその人次第。
見極めることが必要かどうかも、それがいいのか悪いのか。今 対峙していることは勘に任せていいのか…。
この世は分からないことだらけ。分かっているとの思い込みなのかそうやって自分を騙しているのか⁈

そんなことで頭が疲れたら、たまにはショーケースのケーキをあれこれ迷って買ってくるのもありです。たぶん外れはないでしょう。

今日もいい日にしましょう!





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