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ドライブは楽しくなくっちゃ

車の運転は好きでした。ナビはつけません。
地図を見ながら目的地まで…。景色の美しさに心躍って、新鮮な野菜や果物はその土地の空気と土の香り。
美味しそうなお蕎麦屋さん。名物の団子屋さんを見つけると必ず…。やっぱり途中休憩でしょう!

そんな寄り道旅行なのでなかなか目的地には着きません。それでも疲れることはありませんでした。

免許を返納して良かったと思える今の交通時事情。もう運転をしたいとは思いません。運転も思いやり。こんな便利なものを悪者にするのも人間です。

毎日テレビでは悲惨な交通事故や、あおり運転、交通ルールを無視したことによる事故。なんだかストレスのはけ口のような運転の仕方を見かけることがあります。

高齢者の事故が起こればそんな年まで運転するなんて何を考えているのかとか、家族はどうして止めなかったのかと批判が集中します。

もちろん運動能力も鈍くなって判断力も衰えている年齢になって運転するのはリスクが高いことはよくわかります。昔の運転好きは腕の衰えを忘れていつまでも自分は大丈夫という過信があるものです。ここでも今の自分を受け入れることは大切だと思います。

かと言って若い人が模範運転とは限りません。日頃はおとなしくて好感度の高い若者⁈におばさん2人乗せてもらったことがありますが、運転は人を変えるという言葉どうり、荒っぽい運転でちょっとがっかりしたことがありました。

私たちの青春時代は車は一つのモテアイテム。最近の若い男性は、車もいらない、免許も取得しない人が多いそうですが、それはある意味今の世の中の生きづらさに繋がっているのかもしれません。私たちと違って堅実な世代です。
車はなんとかお金を貯めて買うことが出来てもその維持費。それに、街に出たら駐車場を探して高い料金を払うことになります。

ならばバスや電車でとなるのも納得です。
ですが、あのドライブウェイを走った時の爽快感や、ちょっと日常と違う風景を見ることで、日頃のうっぷんも吹っ飛ぶというもの。カーラジオからはユーミンなんかが流れていて…。昭和ですねえ。

子どもが生まれる少し前はスーパーカーブーム。陸橋から、手を振る子供たちが鈴なりでした。外車がめずらしいこともあって高度成長期真っただ中の日本はいろんな意味で、元気だったと思います。

運転もオートマは当たり前、自動運転は夢みたいな有り得ないことが今ではぼちぼちと…。

家族でいろんなところに車で行った思い出はたくさんあります。
車で出かけることは家族の楽しみでした。ついに柴たちも一緒に!開けた窓から景色を楽しんでいました。かな?唯一ニケだけはその恩恵にあずかることはありませんでしたが、彼女にとってはどうってことではないのでしょう。

これからもいろんな家族が楽しい思い出をたくさん作れる車社会であってほしいものです。

今日もいい日にしましょう!




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