仕事に対する温度差
今や雇われる方の要求が通る時代、と言ってもなかなかお給料がどんどん上がるということではありませんが…。
求人広告を出しても人が集まらないとなると雇い主はいろんな甘い言葉を並べて募集します。
暇をしていた友達が、服装自由、ピアスにネイルOK,それに年齢問わず!とうたっている広告を見つけて面接を受けました。
他よりかなり時給が高いので、これは他にも何かやることがあるのだろうと覚悟をしたそうです。
もちろん現役を卒業して年齢もそれなりに!なのでそこで落とされるかと思いきや明日からきてほしいと言われてちょっぴり私もまだいけるかも!と自信が沸いたそうです。
時間も10時出勤。17時には帰れます。その後は西宮ガーデンズにでも寄ってたまには外食。ショッピングもと夢は広がりました。
昔バリバリ仕事をしていた彼女のことですからON,OFはわきまえています。時給稼ぎだけの仕事は決してしません。何ならそれ以上の仕事を自然としてしまう昭和女子。
社内は年齢層はまちまちで20代40代50代そして60代とそろっています。
最初はなんとなく話づらかったもののそこは女性同士すぐに数人と仲良くなりました。
しばらくすると噂話に始まり、女性特有の職場でありがちなグループ以外の人への悪口。どこにでもやっぱりあるあるのようです。
そのうちあの人の服装は派手すぎるだの化粧が濃い、あの魔女みたいに長い爪!と話題に事欠きません。
かと言って友達からすればどちらもどっこいどっこい。
そんな古臭い!と言われるかもしれませんが、仕事場に着てくるような服装ではない!と少々お怒りです。
お金を稼ぐために仕事をする。それはほとんどの人に当てはまるでしょう。
勤務時間内、何とか時間をやり過ごせば今日の仕事はおしまい。それが1ヵ月、半年、1年。
生活のために働くなら少々嫌なことも我慢すればお給料は頂けるかもしれません。
そうであっても勤められる。そんな雰囲気が彼女にとっては少々腹立たしいことらしいです。
生きるためにお金は必要。しかしそれだけでは人生はむなしいものです。
いろんな場所はいろんな情報を得ることが出来るし、人間関係も学ぶことができます。生きた百科事典!これも古い言い回し!!
人に喜んでもらえたり、何かを達成した時の嬉しさを感じてこそ遣り甲斐があるというものです。
今や飲み会に誘っても自分の予定の方が優先らしいです。
上司はセクハラ、パワハラ、マタハラと訴えられないかとはれ物に触るように女性に接します。
時代の流れと言えばそれまでですが、仕事への考え方も変わって来たようです。
24時間戦えますか?と問われたバブル時代の企業戦士がいましたが、それはやり過ぎ。でもやりなさすぎもこの先少々不安になる昭和生まれのおばさんたちです。
何はともあれ今日もいい日にしましょう!
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