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お洒落と身だしなみ

自由と言う言葉が普通になって、いよいよ職場での服装や髪の色、ネイルなども。募集時点で自由と書かれているのをよく目にします。それが応募するポイントになったと答える若い人。

おじさん、おばさんの意見は想像通りで、「職場は遊び場じゃない!」「自分勝手な格好は不愉快!」となかなか手厳しいものでした。

昭和の全員同じ制服と言うのは時代とともに薄れていって、丁度私の高校生の時、あれは学生運動がはなばなしかった時です。

学校の正門にも何やら物騒なにわかデモ隊とそれを留める教員たち。パトカーも数台。

私たちが自由の証として勝ち得た?のは制服ではなく私服で登校してもいいという、今となっては可愛らしい結論でしたが、その時はあのやぼったい制服を毎日着なくていいという解放感にちょっとはしゃいだものでした。

最初は華やかな構内。次第にちらほら制服姿が現れて、制服のズボンにスカート、上のブラウスやシャツが自由になったというところで落ち着きました。

若い人の考え方の中に自由な服装はやる気を起こす!と言うのがありました。嫌々職場に行くより今日はこんなおしゃれをしようと思うだけでも仕事に対する気持ちが変わるというのです。

むかし人間の私はONとOFFが無いと感情を切り替えることが出来なくて、
却って私服では落ち着かないのではと要らぬ心配をしてしまいます。

一つ言えることは私服であっても身だしなみには気を付けるべきだと思います。

おしゃれはあくまでも「自分をこう見せたい」と言う自己主張の延長線にあるもの。
本人が好きであれば人にどう思われようとOKとなるのですが…。

しかしあまりにも奇抜な格好は「場所をわきまえていない。」とか「そんな営業マンは信用できない。」と言うイメージを与えかねないこともあります。

身だしなみとは相手に不快な思いをさせないことでやはりTPOはわきまえていた方がよさそうです。

それが自分の成績にもかかわってくるのですから、結局わが身に返ってきます。お客様から人気のある人や信頼されている人はやはり身だしなみにも気を付けている人が多そうです。

そんな人が街ですれ違って最初気が付かず、その人から声をかけられた時、あまりにも職場と違った服装でおしゃれをしているのを見るとそれはそれで新鮮でいいものです。

職場だけではなくて、いろんな場面でも相手を思いやる気持ちは大切にしたいと思います。それは服装にも表れると思うのですがいかがでしょうか?

今日もいい日にしましょう!




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