SNS集客のとんでもない間違い
「SNS集客の光と影」というシリーズで記事にしています。前回の記事はこちらです。
SNSでは自分のことや日常生活のことを情報発信をする人が多いですよね。
しかしそれ以外にも、自分の夢や目標を達成するために、TwitterやInstagramで情報発信している方も多くいらっしゃいます。
例えばSNSで情報発信する目的が副業やビジネスのためだったら、フォロワーが多い方がいいと最初は誰もが思いますよね。
私も始めたばかりの頃は、どうやったらあんなにフォロワー増えんだろうといろいろ試行錯誤をしながらやっていました。
表ではキラキラ輝くインフルエンサーたちも、見えないところでは相当な努力、血の滲むような行動をしているはずです。
私もnoteやKindleで少々の収益がありますが、控えめに言っても誰でも簡単にできるとは言い切れません。かなりの時間と自己投資にお金をかけてきた結果だと思っています。
お金をかけないで誰もが簡単にフォロワーが増えて、大きな金額を稼げる方法なんて無いと思っています。
インフルエンサーのように多くの方にフォローされて、稼げる結果があるということは時間をかけて、自己投資にお金をかけてきた結果だとも言えます。
相互フォローという方法
私の副業のスタートはnoteでした。noteのことを知らない方のために簡単に説明しますね。
noteとは「クリエイターを応援するコンテンツプラットフォーム」として登場し、文章や漫画、写真、音声などを投稿し、より多くのユーザーに閲覧してもらえる仕組みが詰まったプラットフォームです。
今でも主戦場はnoteですが、情報発信のツールとしてTwitter、Youtube、Kindle出版、stand.fmなどを利用しています。
副業として初めてSNSを利用しようと思った時にどうしたらフォロワーが増えるのかを教えてもらった方法が相互フォローというシステムでした。
当時何も知らなかった素人がこの相互フォローという方法を知ってしまい、完全にハマっていったのです。
ほとんどフォロワーが居ない状態で、フォロワーの増やし方を知らない素人にとってこの方法を知ってしまったらやめられなくなってしまいますよ…。
淡々とフォローしていく作業を繰り返していくだけで、毎日フォロワー数が50人ほど増えていくのです。それはハマりますよね…。
「今日はフォロワーが何人増えた」
「今日はフォロワーが全然増えないな」
「あれ?フォロワー数が減ってるな」
フォロワー数の増減に一喜一憂し、コンテンツの充実も計らず自分のツイートのスキルさえも磨くことをやめてしまっていました。
本来の目的や目標を達成するために、手段として相互フォローという手段を使っていたのに、いつのまにか相互フォローすることが目的になっていったのです。
完全に手段が目標に置き換わっている状態となり、怖いことに自分自身がそのことに気がついていなかったのです。
フォロワー数が増えることで人気が出てきたと勘違いし、本来の目的を忘れ、その感覚に麻痺しているようでした。
ファンが居ない
ある程度フォロワー数が増えてくると、私はこう考えるようになりました。
「これだけフォロワーがいるから商品作ったら、売れるよね」
フォロワー数がうなぎのぼりで増える現状を見て、noteで有料記事を販売することにしたんです。その価格100円、たった100円です。
結果どうなったと思います?
悲しいことにひとつも売れませんでした。当時フォロワーは1,000人ほど居たと思います。なのに、ひとつも売れませんでした。
フォロワーが激増して、調子に乗って販売し始めたのに商品が全く売れなかったのです。もう、恥ずかしすぎて有料記事をすぐに無料記事に戻しました。
そこでようやく悟りました♪
間違った方法でフォロワーを増やしたおかげで、自分にファンがひとりもいないということを。
SNSの影
SNSを1年間継続できる人は全体の5%しかいないとも言われています。ほとんどの方が何らかの理由で途中で諦めてしまうのです。
▶︎熱が冷めたからやめる
▶︎フォロワーが増えないからやめる
▶︎飽きたからやめる
▶︎誹謗中傷されたからやめる
▶︎目標が達成できないからやめる
いろいろな理由でSNSでの情報発信を途中で諦めてしまうんです。心が病んでしまったり、体を壊してやむなくやめるのはしょうがないと思いますが…。
高額な情報教材を買ったり、コンサルを受けてSNSを伸ばす方法を学ぶことで成功する人もいます。しかし、中には誤った情報だったり、無料でも手に入れられるような情報を有料で販売していることもあります。
逆に、素晴らしい内容なのに知識を学んだままで満足して行動に起こさないノウハウコレクターもいらっしゃいます。
良い情報に巡り会ったとしても行動に移さなかったり、無意味な情報を掴まされて、自分の目標が達成できないと判断してSNSから離れていくという方が後をたちません。
SNSの光と影。
このように、SNS集客に光があるとすれば、影もあります。ものすごく強い光が当たる場所には、より深い、より濃い影が発生します。
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