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【正月特別号】ついに始まる!第100回箱根駅伝

昨日の地震について

昨日は、正月というのに大きな地震が発生しました。
多くの方が今も寒い思いをしたり、津波や余震の心配をしながら過ごしているかと思います。
様々な情報が飛び交う中、人命第一での行動を一人一人が選択している日々だと思います。
また、自分自身が遠くにいても親せきや友人が被災地域に住んでいる方もいると思います。これから復興・復旧に時間がかかると思いますが、多くの方にとって、安心安全の日々が一日でも早く戻ることを願っています。
遠くにいても自分に何ができるのか考えながら今後の状況を見つめていきたいと思います。

第100回箱根駅伝

箱根駅伝については、昨日の時点で各校に開催の方向で通知が行われたそうです。

第100回箱根駅伝 開催の方向で準備進める 各校にも通知(月刊陸上競技) - 

極限の緊張状態の中、今回の地震の影響でランナーや関係者の皆さんには多くのプレッシャーや動揺があると思います。
被災地と関係のある人々にとって、様々な想いが交錯しているはずです。
そんな葛藤を抱えながら走ることになった選手や、開催運営に携わる方々。想いを抱えて走る今年の箱根駅伝を自分もしっかり目に焼き付けていきたいと思います。

箱根駅伝とは?見どころも解説!

昨年の記事にはなりますが、箱根駅伝についてと、見どころの解説記事を作成しました。まだ箱根駅伝のことをあまり知らなかった方にはぜひ読んでみてほしいです!

『【正月特別号】今年の箱根も面白い!箱根駅伝って何?』

『【正月特別号】箱根駅伝の6つの見どころ解説!』

今年の変更点は、大きく二つ!

記念すべき第100回大会は出場校が3校追加されます!

箱根駅伝は、今大会で第100回を迎えます。
どんな天候の中でも走り続ける選手の一歩一歩の歩みが、この100回も続く大きな大会を支えてきました。
今大会は、100回記念大会のため出場校が3校追加されます!
その代わり、関東学連選抜は組織されません。

関東学生連合とは?
「関東学連選抜チーム」(当時)は予選会で落選した大学の選手(基本、出走するのは各校1名ずつ)で編成。初登場は第79回大会(2003年)。その目的は「実際の箱根駅伝を経験して、それを各大学に持ち帰り、チームの財産にしてほしい」というもの。
小話
青学原監督が率いた年は、なんと総合4位に食い込んだこともありました。

関西の大学も出場可能に!

第100回大会から、全国の大学まで出場資格が与えられるようになりました。実は、箱根駅伝は関東の大学のみの開催となっていて、今年までは関西の大学に出場権がありませんでした。
それもあってか、今大会の予選会では関西の大学の参加もあり、出場校は史上最多の57校が参加しました。

結果としては、関西勢の箱根出場はかないませんでしたが、いつか初の関西勢の出場も楽しみにしています。

今年の順位予想

去年に引き続き今年も順位予想をしていきたいと思います。
といっても去年は往路、復路、総合すべて外してしまったのですが...笑
ズバリ!今年の優勝は、、、

往路優勝:國學院大學
復路優勝:駒澤大学
総合優勝:駒澤大学

と予想します!

駒澤大学:学生駅伝二年連続3冠を目指す

なんといっても今年の駒澤大学は強すぎます。
今年の情報収集を始めたときから今まで、駒澤を優勝と予想しない人は一人もいませんでした。
それくらい、今年の駒澤大学は強いです。

昨年、名将大八木監督が引退し総監督となり、今年は愛弟子でヘッドコーチとして大八木監督を支えてきた藤田監督がチームを牽引して今大会まで仕上げてきました。

今大会の注目選手

エース:鈴木芽吹選手・佐藤圭太選手
鈴木選手は去年も注目されていた選手、今年はキャプテンでありチームのエースとしてここまで走ってきました。
実は、駒澤大学のキャプテンは大八木監督が今まで決めてきましたが、今年から立候補制となりました。そんな中手を挙げたのが鈴木芽吹選手。強い意志を持って二連覇を目指して戦ってきました。

そして、もう一人の注目選手が佐藤選手。高校時代に大記録を量産し超注目選手として昨年駒澤大学に入学しましたが、意外にも箱根駅伝出場は今年が初めて。箱根駅伝では一区を希望していることもあり、各校に大きなプレッシャーを与えています。本来一区は各校が挑発しあうので大きな集団を作って走ることが多いのですがこのまま佐藤選手が出場する場合ハイスピードな首位争いが見れるかもしれません!
流れを決める重要な区間の走りを期待したいですね!

注目選手:花尾選手、山登り
正直、駒澤大学の選手は全て注目選手といっていいほど実力者ぞろいです。そんな中でも去年走れなかった花尾選手の走りに今年は注目しています。
昨年は直前でコロナにかかり、治ったタイミングで胃腸炎になるなど度重なる体調不良の影響でまさかの欠場。僕自身も注目選手として挙げていたので衝撃でした。
今年はけがの影響もあり7月まで準備に時間をかけられずにいましたが、人一倍努力し、箱根に向けて仕上げてきているはずです。
チームを笑顔で支えるムードメーカー、そんな人間性あふれる素敵な選手だからこそ、今年は笑顔で走り切ってほしいなと思います。

そしてもう一つ注目したいのが駒澤の山上り、山下り
去年はここが弱点かもしれないと思っていたのですが、最強一年生(山川選手、伊藤選手)の走りで不安を一気に吹き飛ばし、山で勝負を決めました!今年はそんな山に最強選手を並べています。平地でも実力をつけた山川選手!山下りでは、伊藤選手が走る可能性もありますし、帰山選手(山下りを走るために生まれたような名前。笑)も実力があります。正直誰が走ってもスペシャリストだらけで、強すぎます。笑

そんな最強駒澤大学の走りに今年も期待大です!

國學院大學:往路優勝でリードできるか!

今大会の注目選手

エース:平林選手、伊地知選手、山本歩夢選手3本柱

往路の國學院は大注目です。この3本柱をどう往路で起用するかで大きく順位は変動するかと思います。
キャプテンの伊地知選手は実力を着実につけてきています。去年は山登りも経験し今年も大きく期待かかかります。平林選手もエースとして大きく成長、全日本駅伝では駒澤大学のエース鈴木選手を抑えて区間賞を獲得しました。今大会は二区での挑戦!いい走りを期待しています。
山本選手は調子が上がってきていませんが、怪我は関知しているので箱根でしっかり結果を出していきたいですね!


青山学院大学:最強4年生の穴を埋められるか?

今大会の注目選手

エース:佐藤一世選手、黒田選手
昨年は岸本選手、近藤選手含め7名の四年生が箱根を走りました。だからこそ、今年は少ない経験者の中でどこまでチームを作れるかが重要。そんな中、青学の駅伝男、佐藤一世選手(4年生)と今年めきめきと頭角を現してきた黒田選手がチームを引っ張ってきました。
往路でこの二人が走ることになれば、前半逃げ切り戦略で攻めてくる可能性が高いですね!

原監督も、「いろいろありましたが、理想的な区間配置ができた」と直前のインタビューで話していたので期待大です!

山登り:若林選手
若林選手は以前、「若の神」という愛称で戦列山登りデビューを果たしました。
昨年は苦しくも直前の体調不良でエントリーできず、今年は並々ならぬ決意で臨みます。選手寮で選手たちを支える原監督の奥様は、試合に出れず落ち込んでいた若林選手に「あなたが走らなきゃダメなんだ」といったそうです。その言葉が彼をここまで支えてきたはず。

今年は何事もなく、山登りへと向かってほしいですね!

その他の大学の注目選手

前回大会2位の中央大学は今年も吉居選手を筆頭に力のある選手がエントリーしています。第100回大会優勝を目指し、チーム作りに取り組んできた集大成を見せてほしいですね!

他にも、山の選手はスター揃いです!
城西大の山の妖精、山本唯翔選手や、東海大から創価大に転入した吉田響選手、中央大学の阿部選手、そこに駒澤の山川選手、國學院の伊地知選手、青学の若林選手が出場すれば区間賞争いもとても面白い戦いになりそうです!


スタートラインを現地で観戦!

今朝の7:30です!

今年は念願の初箱根観戦!
しかも大手町のスタート地点に来ました!
第100回大会のスタートの瞬間をこの目に焼き付けてこようと思います。

しっかり号外を受け取り、聖地巡礼もしてきました。笑
最後まで目が離せない箱根駅伝!
今年は往路が特に面白くなりそうですね!

皆さんと楽しみながら観戦したいと思います😊

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