理由なき恐怖症『アラサーぼっち観察記』㉕

はい、どうも皆さんこんにちは。二重丸と申します。
今回は僕のよくわからないけど怖いものについてお話していきます。

皆さんはなんとなく苦手なものってありますか？特に理由は思いつかないけど体が受け付けない、そんなもの。大袈裟にいうと恐怖症ということになるのかもしれません。

恐怖症とは

特定のある一つのものに対して、心理学的および生理学的に異常な恐怖を感じる症状である

Wikipedia

だそうです。

要するにただ嫌いなだけではなく、体にまで影響が出てしまい、自分ではコントロールできないようなものを指すみたいです。

ちょっと調べてみると色んな恐怖症が出てきます。高所恐怖症や閉所恐怖症はメジャーどころだと思います。クモ恐怖症やカエル恐怖症のようなかなり対象が絞られたものもあるみたいです。空恐怖症という聞いたことがない恐怖症もあるようです。
その中で今回は、二つの僕の怖いものについてシェアします。それは集合体とバグです。

かなり感覚的な話になるので、もしかしたら全く共感できず意味不明に感じる人もいる可能性もあります。そんな方は世の中には変な特性を持った人間がいるんだなぁ、くらいに思ってもらえると嬉しいです。似たような悩みがある人は是非コメントください。なかなか共感をもらえないので……

集合体が怖い

早速一つ目の集合体についてです。
僕はおそらく俗にいう集合体恐怖症です。小さめのものが集まっている様子が苦手です。理由なんて知りません。知り合いにこの話をしたときに「皆そんなもの好きじゃない」だろう、と言われたことがあります。
でも、そんなレベルではないのです。僕は集合体を目にすると鳥肌が立ち、体がこわばり、目を背けたくなるのです。ものによって程度が異なりますが、体への影響が一瞬で出るので恐怖症と言っていいのではないかと思っています。

この悩みを持っている人は僕以外にも結構いるみたいです。僕の体質について話したときに、実際の知り合いからも少し共感をもらったこともあります。インターネットの検索を頑張ったところ（恐怖症だって検索しているのに軒並み画像を貼り付けているのはどうしてですか。画面が見れないんですけど）、たくさんの人の悩みが出てきました。

僕のこの症状、本当にものによるのです。実は大丈夫な集合体もあります。例えば、お米やシリアルなどです。小さいものが集まっているという条件であれば、完璧に当てはまると思うのですがこれらについては何の問題もありません。ぶどうとかも大丈夫です。一方で、食べ物でも穴あきチーズは無理です。それでも僕の場合、基本的に食べ物に対してはマシなようです。これは日常生活を送るにあたって大変助かっています。もし僕の好きなお米もダメになったらと思うと、大変悲しい気持ちになります。

しかし、油断はできません。なぜなら僕の怖い集合体はちょっとずつ増えている気がするのです。集合体恐怖症を自覚してから、それ以前より苦手なものが増えた気がします。日常で何かをじっと観察する機会は少ないですが、集合体で気持ち悪いことに気付いてしまえばしまうほど、NGが増えていきます。

最初は大したことなかったのに悪化した事例に、モンハンワールドの「バゼルギウス」があります。実はこのモンスターが画面で見れなくなって、僕はモンハンを辞めました。わからない人は検索してほしいのですが、このモンスターは大仏の頭みたいなうろこで全身覆われておりそれが気持ち悪いです。大仏さんは大丈夫なのに……始めは狩れたにも関わらず、今ではYouTubeの動画も見れません。どうしてでしょうね。

虫の集まりなんかも症状が後から出た例です。小さい頃は地球の生物のドキュメンタリーが好きでよく見ていたのですが、そこでの虫の動画（アリなど）は見ることができていました。
でも今では、アリの巣観察キットも見ることができません。ハチの巣なんて当然無理です。卵の集まりとかも気持ち悪く感じます。ヘビの卵くらいのサイズでもゾッとします。基準が全くわかりません。

特に苦手なのは皮膚病（できものの集まりとか水疱瘡とか）など人の肌の異常です。
自分のものも耐えられません。中学生のときに水疱瘡に罹った経験があるのですが、鏡を見たときの衝撃を未だに覚えています。思い出すだけでなんだかムズムズします。本当に気持ち悪かったのです。
なんだったら自分の手についたアスファルトの跡とかもダメです。自分の鳥肌を見ることで鳥肌が立つという負のループを生むことも可能です。

バグが怖い

二つ目はバグです。
症状としては集合体恐怖症と同じです。
これについては検索してみても知恵袋の質問が数個見つかるだけだったので、あんまり該当する人はいないのかもしれません。

主にゲームプレイなどで起こるこの症状も、いけるバグとダメなバグがあります。意味がわからない物理演算でぶっ飛んでいくようなものは大丈夫です。アイテム増殖バグみたいなの類もただ増えるだけなら耐えられます（倫理的にはどうかとおもいますが）。その結果、集合体ができるともちろんダメですし、文字化けとかも気持ち悪いです。視覚的なバグの体が伸びてしまったり、明らかにテクスチャがおかしいものもゾッとします。ステージの一部に別のところが映っていたり、透けてしまったりみたいなのはかなりきついです。

一つゲームの例を挙げます。「APEXLegends」というFPSゲームがあります。このゲーム、本当に面白いのですが、アップデートの度にバグが増えることでも有名です。バグを一つ直すと倍のバグができるなんて言われ方もしています。
実際僕がよくやっていた頃は、アップデートが入ると僕が耐えられないバグが見つかって、そのバグを直すパッチがあたる大体の二週間後くらいにようやくプレイできるようになる感じでした。一シーズンが3ヶ月程度で、二回アップデートがあることが多かったので、三分の一くらいはバグが怖くてプレイできませんでした。それでも続けていたのでよっぽど面白いゲームだったのです。

今でも覚えているバグを紹介します。パスファインダーというロボットのキャラがいるのですが、僕はこのキャラを使うのが好きでした。
しかし、特定の行動を取ることで、画面がおかしくなって半分くらい見えなくなるというバグが発生しました。APEXプレイヤーはバグにも慣れているので、直し方もあっという間に広まったのですが、それでもバグの画面になるだけで不快でした。結局この時期は全くプレイせず、別のゲームをやることになりました。
他にも、急に条件不明で何かが焼けている音が急にするバグもありました。意味不明でしょうが、プレイヤー皆そう思ってました。これは避けようがなかったので本当につらいバグでした。

文字化けも鳥肌が立ちます。
文字が表示できていないのも、意味のわからない漢字が羅列されるのも本当に気持ち悪いです。印刷ミスで文字が被ってしまうことも耐えられません。バグでダメか集合体でダメか正直わかりませんが、とにかくダメなのです。
世の中からバグなんて無くなってしまえばいいのに……

今日は僕の恐怖症についてお話ししました。同じような悩みのある方いらっしゃいましたでしょうか。理由がわからないと対策が難しくて大変です。

次回は、小さなコンプレックスについて書く予定です。また是非お時間あればお付き合いください。

本日のまとめ

怖いものは怖いのです。