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本を手に取る喜び『アラサーぼっち観察記』㉗

はい、どうも皆さんこんにちは。二重丸と申します。
今回は本の良さ、とりわけ紙の本が好きだという話をしていきます。

読書が好き

まず前提として、僕は読書が好きです。両親が本を比較的読む人間だった影響か、小さい頃から僕にとって本は非常に身近なものでした。たくさんの本を買ってもらいました。学校などの図書館も頻繁に利用していました。

特に小学生の頃など、今では馬鹿ほどやっているゲームができる時間を制限されており、その時間をほぼ読書に費やしていました。小さな図書室の本を全部読んでやろうと言わんばかりの勢いでほぼ毎日借りて帰り、好き嫌いせず色々な種類を読みました。年間何百という本を借りて帰っていたので、同世代よりちょっと賢しらな子どもだったと思います。

大人になってからも定期的に本を購入しています。電子書籍も便利ですし、紙の本を買いにも行きます。月数回は本屋か図書館に行きますし、実家に帰ったときには家族が買った本も借りて読みます。自分では買わないような本でも読んでみると面白かったりするのでわからないものです。

紙の本が好き

今では電子書籍もかなりメジャーになってきていると思います。僕もkindleの本をよく読んでいるので電子の利点がよくわかります。重たくないし、スマホで読めるし、紙の本よりも安いときもあるしで大変便利です。
しかし、僕は紙の本が好きです。利便性に負けていたとしても、楽しみという点では紙の本の良さがあると思っています。

本を選ぶ楽しさ

まず、本を選ぶという体験が実際の本屋や図書館へ行くとより楽しいです。スマホで手軽に検索できるのも利便性も良いですが、実際に行って手に取って選ぶという行為が好きです。僕は本の面白さとはそれを選ぶときから始まっていると思っています。

ですので、外に出るついでに何かと時間をとって本屋や図書館へ立ち寄ります。待ち合わせに30分〜1時間ほど早く行き本を見て回る時間にしてみたり、帰りに本屋にフラッと立ち寄ったり。それ用に時間を取ることで本を選ぶことに集中できますし、実際に見ると全然興味のなかった本に出会うときもあります。電子書籍だと自分の興味に関連するものくらいしか目に留まりません。

しかし、実店舗では様々な購入を促す仕組みがあります。店員のおすすめ今の売れ筋タイトルに惹かれることもあります。その店特有の特集で、ローカルの本特定の著者の特集があったりもします。
入口付近に置いてありがちなそれらの特集は、どうしても人目を引き、誘惑に負けて手に取る人もたくさんいると思います。僕もそうです。お財布には優しくないですが、新しい本との出会いは本当にワクワクするのでしょうがないですね。本の魅力の一つである新しい世界の体験みたいな部分が、実際に行って選ぶことでより増大されるように感じられます。

本自体が好き

そもそも僕は本というものそのものが好きです。伝わっていますか?本を読まなくても本が好きなんです。どうでしょう、わかる方いらっしゃいますか?もうちょっと詳しく説明しますね。

本は見た目も美しいです。手に取ってもらうために考え抜かれた表紙もあれば、簡素でタイトルと著者くらいしかわからない素っ気ない専門書もあったりします。本棚の本、背表紙のタイトルに目が惹かれることもあります。ハードカバーのデンっとした存在感文庫本もどこにでも連れていってくださいといった風情もどちらも素敵です。

さらに、本屋や図書館に整然と並んだ大量の本が好きです。本棚にぎっしり詰まっているのも、紹介のためにポップなどと一緒なのも良いです。僕は初めて行く図書館などでは、数時間かけて隅から隅まで本棚を眺めて回ったりします。「どんな本が置かれているのか」「この本は面白いのかな」「こんな本出している人もいるんだ」などと考えながら見て回るとあっという間です。
言うならば一種の探検みたいなものなんだと思います。知らない場所の内容のわからない本たち。本一つ一つが一個の世界みたいなものですので、好奇心が刺激されて当然の事なのかもしれません。

本がたくさんある場所特有の雰囲気が好きです。図書館本屋喫茶店など本を置いているところは共通する雰囲気がある気がしてます。
各自が目の前の本に集中している時間、全く知らない人と共通の時間を共有する不思議なひと時です。まぁ勝手に僕が思っているだけなんですけどね。
その匂いも好きだったりします。新品の本も古本屋の独特のものもなんだか落ち着く気がします。

さてここまで僕が紙の本が好きな理由を説明してきたつもりです。電子書籍は便利なので、もちろんこれからも利用することになると思います。
ですが時には手に取って本を選ぶ、そんな楽しみのために実店舗へ訪れてみるのはいかがでしょうか。

次回は、最近買ったものについて書く予定です。また是非お時間あればお付き合いください。

本日のまとめ

便利じゃなくても素敵なものがあります。



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