プロダクトアウトは差別化になる。

時々、ヘアサロンやカフェやバーなどのお店の相談も頂きます。

計画のフェーズから運営の仕方や集客の仕方などの確認を行なっていきまして、お客さんにどう知ってもらってどう常連になってもらうか?を確認していきます。

そんな中で話に出るのが「他との違い」。

もう今はどの業界も誰が作っても高い品質でものが作れる様になってきていて、だからこそそれ以外の価値が必要になってきています。

コモディティ化と差別化ですね。

一般的な差別化の方法論として一般的に言われているのが、
・デザイン性
・成分や材料
・産地や製法
・開発力
・伝統や実績
・機能や性能
・希少価値
・新しさや鮮度
・こだわりや哲学
・専門性
・協力者や協力会社の存在
・制作過程の共有
などがあります。

どれかひとつでもあれば差別化になっていたのは従来の話で、現在は掛け合わせが必要になります。

それを踏まえた上で、
①他がやってないことをやる
②将来的にも他が真似できないことをやる
が、大前提なわけです。

とて、こういうテンプレに振り回されてしまうと続きませんし、差別化をロジックとして行うのも限界があるので、理解した上で一旦忘れて、自身が自然に続けていることに目を向けるのがよいのでは?と言う点に目を向けます。

続かないと意味がないので。⁡

つまりは「差別化なんて考えなくて良い」ということで。

オーナーと話すことが多いのが、
①オーナーが大切にしてることはなんなのか?
②今いる顧客のどんなところが好きなのか?
③顧客から見てオーナーはどんな存在なのか?
です。

そこからどんな風に知ってもらえるようになっていくのが丁度いいのか?これから広げていきたい人たちはどんな人なのか?を、確認していきます。

マーケットインでなくプロダクトアウトの考え方ですね。

今あるリソースを大切にしつつ解像度と具体性で。

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