見出し画像

絵本『そしておめでとう』制作チームによるトークイベントで絵本ができるまでのお話します。

仕事が納まっていないので、焦りに焦っている12月30日です。今日は、2020年最後の満月らしいです。(Twitterで見ました)コールドムーンと言うそうです。
さて、先日やっとやっと発表できたー!と言う、絵本『そしておめでとう』のことです。こちらから特設サイトに行けますのでぜひご覧になってください。先行予約のサイトですが、動画が見れたり楽譜がダウンロードできと言う充実っぷりです!

さて、こちらの絵本ですが「絵本を作ろう!」と、話が上がってから2年半以上の歳月がかかっております。2年半以上かけてどんな風に絵本が形になったかのお話を制作チームのみんなでトークさせていただけることになりました!!

最初は、友人であり仲間である、おむすびひろばのみみたんが「お父さんの遺した歌を絵本にしたい!」という想いから始まります。そんなの、私が協力しないわけないじゃないかー!一緒に形にする!ってすぐなりました。

「絵本にするなら、イラストを絵本作家のえがしらみちこさんにお願いしたい!」と言うみみたんの夢があって、売れっ子の絵本作家さんにどうやってお願いすればいいのだろうか、と言うところから、大先輩の編集者さん山縣彩さんに相談して、たまたまのたまたま2018年の夏に、九州でえがしらさんにお会いできることになり、そのタイミングで!絵本のイラストをお願いしたいのです!ってお話ししたのです。(熊本で!!!)

みみたんから「絵本を作りたい!」と、聞いたのが、確か場所が二子玉川でした。その後、江頭さんにお願いしたのが熊本!その後、みみたんと静岡の三島にえがしらさんに会いにも行きました!
その後、私がなんと約1年間の入院・・・!!途中で進行が難しくなってきてしまいます。そしたら山縣彩さんが編集に入ってくださることになったのです!私は、ニジノ絵本屋で出版をはじめて8年でしたが、絵本を作る時にプロの編集者さんと一緒に作ったことがなく、今回の絵本作りは本当に本当に本当に!今まで知らないこともたくさんだったと実感しました。山縣彩さんとの絵本作りが、私にとって、本当にとっても勉強になりました!
みみたんをはじめ、みみたんのご家族と、えがしらさんと山縣彩さんと。
そして、ニジノ絵本屋の仲間でもある絵本作家の木谷佳子さんがブックデザインに参加してくださり、私にとってはとてもとてもスペシャルな絵本作りの約3年だったのです。
(だいぶ端折った説明ですみません!)

そんなお話も含めて!発売日の1月23日の夜に、製作陣みんなでトークさせていただくことになりました!1冊の絵本を作るにしても、関わっている人それぞれに制作ストーリーがあります。私も皆さんのお話を聞くのが今からとても楽しみなのです。

絵本『そしておめでとう』の作者の瀬戸口清文さんはみみたんのパパさんです。私は、パパさんとはじめてお会いしたのは、代官山のbirdさん(今はもうないのですが、ニジノ絵本屋が毎月絵本ピクニックというイベントを開催していたとても素敵なカフェさんです)で、おむすびひろばの結成お披露目イベントの時でした。その後、tupera tuperaの亀山さんと一緒に熊本でチャリティーイベントを開催することになり、みみたんの実家でおむすびの2人と一緒に練習するぞ!となり、お邪魔した際にお会いしました。その後おむすびの結婚式でお会いして・・・。すごくたくさんお話したわけではないですが、私にとっては、瀬戸口清文さんは、親友のお父さんと言う存在です。結婚式のパパさんのスピーチを思い出します。ここに、みみたんが書いた、パパさんの記事があるので貼りますね。

絵本『そしておめでとう』は、手にとっていただくと、きっとわかっていただけると思うのですが、普通に素敵なハードカバー(上製本)の絵本なんです。全国の本屋さん、図書館さんでもたくさん扱っていただきたい!と思って作りましたので、ちゃんと普通に絵本なのです。(上手い言い方が見つからず「普通」を連呼する微妙な表現ですみません・・・!)

でも、絵本が出来上がるまでの繋がりやご縁、形になるまでのストーリーが当事者の私からしてもとても興味深いと感じてしまうのですから、ぜひ、皆さんに聞いていただきたいと思いました。
この一冊が出来上がるまでの製作陣のストーリー、発売日にお話ししますのでぜひぜひご参加いただけたら嬉しいです。参加申し込みはこちらになります。

どの絵本にももちろん、形になるまでのストーリーって、1冊ずつにあって、どの絵本もとても特別な絵本だと思うのです。ニジノ絵本屋で作っている絵本もそれぞれにかけがえの無いストーリーがあります。『そしておめでとう』も、出来上がるまでのストーリーを特にちゃんと伝えていきたい!と、思っている絵本です。

製作陣、トークイベントの出演者のメンバーを紹介します。

画像1

〈絵の作者:えがしらみちこ〉
絵本作家。1978年、福岡県生まれ。熊本大学教育学部卒業。福岡市清星幼稚園卒。
静岡県三島市にある絵本専門店「えほんやさん」代表も務める。
主な作品に、『はるかぜさんぽ』(講談社)、『なきごえバス』(白泉社)、『さわって さわって』(小学館)、『あのね あのね』(あかね書房)、『あなたのことがだいすき』(KADOKAWA)など。作画を担当した作品に『せんそうしない』(文・谷川俊太郎 / 講談社)、『おかあさんのいのり』(文・武鹿悦子 / 岩崎書店)、などがある。
えがしらみちこ 公式サイト http://tenkiame.com/ws/

画像2

〈絵本の編集者:山縣彩(やまがた あや)〉
フリーランスの絵本編集者。鎌倉市玉縄幼稚園卒。
絵本・書籍の企画編集、絵本作家インタビュー、絵本作りのワークショップなどをして暮らす。東京造形大学非常勤講師。最新作は『まんぷくよこちょう』『にんじゃじゃ ! 』(2021年1月刊)。

画像3

〈絵本のデザイナー:木谷佳子(きたに よしこ)〉
愛媛県松山市在住。松山東雲学園附属幼稚園卒。
印刷会社でデザインを経験した後、フリーランスイラストレーターに。2014年に初の自作絵本『夜のおたんじょう会へ』を制作したことから、ニジノ絵本屋さんと出会う。
それ以降、遠方にいながらも「ニジノ絵本屋ファミリー」としてたくさんの虹の橋をかけてもらっている。今回、いしいあやさんよりお声掛けいただき、デザインを担当した。

画像4

〈絵本の企画者:瀬戸口あゆみ〉
絵本とパントマイムのパフォーマンスユニット「おむすびひろば」の絵本のおはなしお姉さん。川崎市ひばり幼稚園卒。
(株)絵本ナビ勤務、ショップ店長。国立青少年教育振興機構認定の絵本専門士でもある。

画像5

〈絵本の出版社:いしいあや〉
ニジノ絵本屋の代表。横浜市美しが丘こどもの家卒。
2011年にニジノ絵本屋を東急東横線「都立大学」駅近くにオープン。
絵本屋の店舗運営、絵本の企画編集/出版の他、「絵本×音楽」「絵本×食」等をテーマとしたLIVEパフォーマンスやワークショップを仲間のアーティストたちと国内外で開催している。
著書に「ニジノ絵本屋さんの本」(刊行:西日本出版社)がある。

「卒園」がテーマの絵本だからみんな、出身幼稚園がプロフィールに入ってるんですよ。
ぜひ、1月23日トークイベントご参加くださいねー!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?