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ニジノ絵本屋でお手伝いしている大学3年生の公開日報_自己紹介

はじめまして!

 みなさま、はじめまして。
 この度、ニジノ絵本屋さんが出店されるイベントのお手伝いさせていただくと共に、ニジノ絵本屋さんのnoteをお借りして公開日報を書かせていただくこととなりました、ぶんと申します。
はじめは自己紹介として、私自身のこと、そして、私がニジノ絵本屋さんのお手伝いをさせていただけることとなった経緯について少し詳しくお話させてください。

11月代官山 蔦屋書店さんで開催された「えほん博」左はスタッフのなおPさん。

「将来何か絵本に関わることの出来る職業に就きたい」

 まず私は、「将来何か絵本に関わることの出来る職業に就きたい」と考えている大学3年生です。
 
 私がこのような思いを抱くようになったのは、大学1年生の時に絵本の世界に強く惹かれた経験があったためです。
2年前、はじめての一人暮らしの中、新型コロナウイルスの影響により、大学に行くことも誰かと会うことも出来ず、頼れる人間関係も無い中で、正直私は大きな不安とストレスを抱えていました。
そんな中、元々児童文学に興味があった延長で手に取ったのが絵本であり、あたたかく、色んな人を迎え入れてくれるような世界に救われた気持ちになったことを覚えています。

絵本を受け取る側だけではなく発信したりする側になりたい

 この経験を経て私は、絵本の魅力が、子どもたちにとっては新しい発見や経験のきっかけとなる一方、大人たちには癒しともなり、形を変えることなく広い世代が楽しむことの出来る媒体であることにあるのではないかと考えるようになりました。
この気づきから、現在の絵本に対しての「単に理解するのが簡単な子ども向けの本」というイメージを越えて、絵本を子どもたちやその親御さんはもちろん、大人や、私のような年代なども含めた幅広い世代が気軽に楽しく触れることが出来、今後も長く受け継がれていく媒体にしたいと思うようになりました。
 
 また、個人的に絵本や児童文学の勉強をするようになった中で、現在は絵本も児童文学も、子どもに加えて大人も楽しむ時代となっている傾向を実感し、自身も絵本を受け取る側だけではなく、必要とする人にそれを届けたり、発信したりする側になりたいと望むようになっていきました。

 上記のようなきっかけから、絵本を主として取り扱っている書店や出版社、絵本についての情報発信を行っている企業などに興味が湧き、絵本業界への就職を考えるようになりました。

なぜニジノ絵本屋さんで?

 続いて、私がニジノ絵本屋さんのお手伝いをさせていただけることとなった経緯についてお話させていただきたいと思います。
 
 まず、「なぜニジノ絵本屋さんでお手伝いをしてみたい」と思ったのか。
その理由は、ニジノ絵本屋さんが強く心を惹かれた大好きなお店であること、そして、ニジノ絵本屋さんには「絵本屋」と「出版社」の2つの顔があることがあります。
 
 私がニジノ絵本屋さんのことを本格的に知り始めたのは、2年前に出会った、ごとうみづきさんの『おなみだぽいぽい』(刊行:ミシマ社)という絵本がきっかけでした。
 ニジノ絵本屋さんで『おなみだぽいぽい』の原画展が開催されていることをインスタグラムで知り、「こんな素敵な空間で楽しむ原画展はさぞ楽しいだろうな」と感じたことをよく覚えています。

 ニジノ絵本屋さんを知っていくうちに、絵本好きの大人の方々が想像していた以上に多くいらっしゃることを知ることも出来、そこから絵本の世界に本格的に踏み込んでいきました。
 
 その後も、ニジノの絵本屋さんには、実際に何度かお邪魔させて頂いたり、オンラインでのイベントに参加させて頂いたりしていましたが、足を運ぶたび、イベントに参加するたびに明るい店内の様子やイベントの雰囲気から、絵本と人との距離が近く、また、その関係をとても大切にしている印象を受け続けています。
 特にイベントでは、絵本へのアプローチを「書物」という形で完結させるのではなく、音楽や季節など、身近なものと結びつけて発信されており、これからの絵本の幅広い可能性や楽しみ方を提示しているように感じます。
 
 また、店舗で絵本の原画展を開催したり、作家の方をゲストとしてお呼びしたりしていることから、作家さんの声にも誠実に耳を傾け、作品と共に作家さんを大事にしていることや、作家さんの姿が読者の人たちにも届くように多くの工夫をされていることが伝わり、出版社の姿勢としても大きな魅力を感じていました。
 
 つまり、実際にニジノ絵本屋さんの店舗にお邪魔したり、イベント等に参加したりすることで感じた多くの魅力を通し、「将来のため、そして、これからの絵本業界のことを勉強するならここがいい」と強く感じたのが、「ニジノ絵本屋さんでお手伝いをしてみたい」と思い立ったきっかけです。
 
 このような、ニジノ絵本屋さんとの個人的な関わりや「将来のため、絵本業界を勉強するためにニジノ絵本屋さんでお手伝いをしてみたい」という思い、そして、「将来何か絵本に関わる仕事がしたい」という思いをメールで送らせていただいたところ、ニジノ絵本屋さんの御厚意により、お手伝いをさせていただけることとなりました。

おわりに

 ニジノ絵本屋さんは、私が現在の目標を持つ大きなきっかけをくれた絵本屋さんです。
 私がニジノ絵本屋さんに惹かれたのは、ニジノ絵本屋さんが本屋さんでありながら、子どもから大人まで幅広い人の輪を広げつつ、絵本と人を、そして人と人をつなげる場ともなっていることもあります。
そんなニジノ絵本屋さんでお手伝いをさせていただけることは、大変嬉しく光栄です。
ニジノ絵本屋さんでお手伝いを通して経験させていただけることを、これからの自分に、そして将来の目標に活かしていければと思います。
 拙い文章であるとは思いますが、これからよろしくお願いいたします。


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