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【企画物語】学校改革に必要な管理職の人財育成力

自分と「つながる」こと 人を「つなげる」こと

読んでいる本から・・・

今読んでいる 元文部科学省 キャリア官僚が問う『学校改革を「改革」する』(学事出版 寺田拓真 著)の本の第2章 ~教育改革「流星群」に負けない学校になるために~の中で、「コアのコア」にあたることは、「つながる」というシンプルなことだ。と示されていました。(著書には、セルフワークに取り組み、納得解をもった上で、「つながる」ということが示されています)
今回のセミナーとリンクするものがありました。

セミナーのテーマは・・・

今回のセミナー企画の大きなテーマは、『人を大切にし、人と人をつなぎ、人を活かす』=『人財育成力』に決めました。それは、登壇者の大賀校長と話を進める中で、教諭時代~管理職になっても変わらないチャレンジングな姿勢から見える自分の信念との「つながり」が表出されていたからです。
また、チャレンジングな姿勢を続けることが派生して、教職員や組織を巻き込み、行事や価値観をアップデートさせていく事例を伺う中で、人を「つなげる」(活かす)力を発揮されているのだなぁと感じたからです。

集大成となったセミナーでは・・・

そんな大賀校長が語るイベントは、これまでの実践事例を中心に
1 教師としてのチャレンジ
2 JICA海外協力隊・家族・青森
3 管理職からの人財育成
の視点から語られました。
どのフェーズからもインパクトのある実践やユニークな発想から生まれた取組が、参加者を身近に引き寄せるものでありました。
参加者からの質問で「挫けることはありませんか?」という問いに、
「挫けることばかりでした。」とお話された場面も、とても味わい深い、温かさを感じた瞬間でありました。

参加者のニーズをつなぐチカラ

セミナーでのプレゼンテーションを受けて、参加者との交流やQ&Aでは、参加者の知りたい!や聞いてみたい!に的確に応えていく姿が見られました。
特に印象的であったのは、学生さんから
「改革へのアプローチは、現場から?教育委員会から?」
という質問に対して、現場の目線から具体的な事例を提示して応えていました。参加者アンケート(↓)にもありましたが、未来の教育を担う人財を本セミナー内でも培っていくチカラは、さすが!だなと思いました。

参加者の声

「校長(管理職)の元気が学校を元気にさせると感じました。頑張ります。」

「交渉術が印象的でした。 自分のやりたいことがある場合はそのほかにも複数選択肢を用意することが大切なのだなと感じました。」

「大賀先生の巻き込み力、チャレンジを楽しむ姿勢、面白いことへのアンテナの高さを改めて感じました。何より温かいんですよね~。近い場所で取組を見られて幸せです!」

「質疑応答の際に、取り上げていただき、ありがとうございました。先生のお話で印象的なことが多く、今回の知識を吸収することで精一杯でしたが、司会の方が私の参加動機から上手く質疑につなげてくださったことで、私の疑問を具体的に解決する時間を頂くことができました。同時に、私の本来の疑問に立ち戻ることができ、知りたかったことの核をぶつけることができました。特に、最後に具体的な学校名をお聞きすることができ、また、「全国の事例を点と点を結ぶように線にしていけば、全国の教育に改革が起きる」というお話は非常に刺さりました。もっともっとこのような場に参加し、情報収集をし、全国の事例を参考に、地元の教育改革に携わりたいと思います。また、学校内の1教員として、教育委員会として、の2方面で考えていましたが、校長先生や管理職という立場からどのようなアプローチがあるかを知ることができました。学校を構成する仕組みを見直し、それぞれの役割を改めて確認し、より適切で効果的な策を考えられるよう、勉強を進めていきます。本日は貴重なお時間とお話を本当にありがとうございました。」

「大賀先生のお話を聞きながら、公立でも、青森でも、まだまだできることってあるんだなあと、勇気をいただきました。学校裁量で始められるアイデアもとても参考になりました。ありがとうございました。」

「職場の先生にやって、先生が喜んでくれたら、嬉しいな〜と常日頃思っている。何をすれば喜んでくれるのか、漠然としていたが、大賀コーチの調整カード等の試み、アイディアがすごく心に残った。自分もやってみたいことが、視覚化できた気がする。 今回のお話は現在の自分には響いたが、前任校の自分にはあまり響かなかったかもしれない。前任校な校長が新しいことに懐疑的で、下からの提案を自分の学校経営が否定されたと思うからだ。 良かれと思うことが校長によって潰されてしまうのを目の当たりにした自分がしてきたことは、自分を守ること。非常に情けないことをしていたが、今は違う。現任校の校長先生に感謝し、先生方にとって有益なことをしていきたい。 改革を進める上で、校長をはじめとした各学校の環境への柔軟な対応も重要だと思った。」

セミナーでつながった先生コーチ

セミナー後に参加者が、大賀校長(先生コーチ)と1on1のコーチングへの申し込みがありました。
このつながりが何よりも一番うれしい。

先生コーチ secky(セッキー)


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