にじメディアで「働く」プロジェクト活動記録④「撮影開始!」

今回は、働くプロジェクトの活動の撮影を開始しましたので、「撮影開始!」と題して書いてみたいと思います。最後までお付き合いいただけますと幸いです。

今回撮影する作品は3話オムニバスとなっています。
①あかねさん編
②ポリフォニー編
③いわいさん編
以上の3話をだいたい45分前後の流さの1つの作品にしていきます。
作品のテーマは働くプロジェクトというタイトル通り、働くことを考えていきます。「働くことは生きること」といったことがテーマではあります。にじメディアは、障害のある方の働くことをあの手この手で考えていきたいと思っています。これからはこの3話の撮影開始の様子を公開できる範囲でお知らせしたいと思います。


①あかねさん編

あかねさんは今回全くつながりのない所からの応募だったので、今後のにじメディアにとって試金石になる撮影だなと思っていました。撮影当初はとても緊張されている様子で、人見しりな感じで最初のオンラインでお話しした何回かはあまりお話しできなかった感じでしたし、一番最初にカメラを向けたときは本当に恥ずかしそうにされていたのがとても印象的でした。しかし次第に慣れてきて、彼女の特徴が少しわかってきました。それは二点あります。一つ目は控えめ感じながらも自分の意思をしっかりと持っている方。二つ目はとても感性豊かでメルヘンチックな所をお持ちの方だなと私は感じました。その辺を生かした作品作りをしていこうと思い撮影をスタートさせました。その中でとある日に彼女のインタビュー撮影シーンの撮影で私の想像を超えた彼女の発言が思わぬ展開へと作品がなっていきました。彼女の言葉を大事にして作品は展開していきます。ぜひ11月に映像公開されます作品をご期待ください!


②ポリフォニー編

ポリフォニーさんは、外部の方をお呼びしていろいろなプログラムを普段行っているのですがその中の一コマでにじメディアのプログラムを毎月企画していただいています。それで今年5月からこのポリフォニーさんプログラムの一環で今回の働くプロジェクトの3話オムニバスの一つのシーンの撮影をポリフォニーさん、働くプロジェクトにスタッフ応募いただいた雛形さん、そしてにじメディアでの共同制作でスタートしました。どんな作品にするか一緒に考えるところから撮影まで今のところ行ってきました。ポリフォニー編以外は、にじメディア齋藤が一人で制作しているのですがここだけ共同制作ということで、この共同制作という形は今後にじメディアで行っていきたい形なので、その視点でここは試金石となると思っています。内容はにじメディア齋藤が提示した内容をポリフォニープログラム内でみんなで話しあい内容を決めていきます。普段のポリフォニーさんの様子や言葉からテーマであります「働くことは生きること」を考えていきます。にじメディア齋藤が撮影するより普段一緒にいる方に撮影していただいた方がいいのかなと思い、普段のポリフォニーさんの様子の撮影の多くはポリフォニースタッフさんに撮影いただきました。その方がかしこまらない姿を表現できると思いお願いしました。あとはいくつかキーセンテンスを決めたり、にじメディアと雛形さんの方でポリフォニーの様子以外の撮影もしています。いろいろとある素材がどんな作品になるのかとても楽しみです。


③いわいさん編

いわいさんはつながりのある方の知り合いの方ということで最初からスムーズにいろいろと行うことができました。いわいさんがとても信頼している方に同行いただき一緒での働くプロジェクト参加だったのが大きいとは思いますが、最初からいわいさんらしさを感じることができました。彼はとにかく知識が豊富でいろいろな話題の話しをしてくれました。とにかく存在そのものが魅力的でその魅力をいかに映像で表現するかにかかっていると思い撮影をスタートしました。

今回の働くプロジェクトの目的の一つとして、一緒にプロジェクトを行うにあたりこのプロジェクトに参加して好きなことをしてこうというのがあったのですが、こちら側の意図でいわいさんが何が好きか考えていくということより、いわいさん自身の言葉で好きなことをやっていきたいということがありました。ただなかなかいわいさんの言葉から聞くことは難しかったのですが、それは私の視野の狭い視点での話しでいわいさんの中から多くの好きなことをお話しいただきました。そのことから私はいろいろと学び、その学びを作品に反映させていこうと思っています。今回私は、いわいさんを通してまた一つ人として視野を広げさせていただきました。

他にはいわいさんの周りの方とのお話しで、いわいさん自身何か新しい挑戦を、大きなことではなく些細なことで今後の日常生活の中で本人の中で有益になったらなということを撮影を通して参加者みんなで考え実行していきました。作品的にはこれで面白いのかなということは考えられるのですが、そんな些細なことを取り上げるのがにじメディアで、いわいさんの魅力によって成立するのではないかと思っています。いわいさんの世界をどこまで表現できるかこれからの編集が楽しみです。

今日は以上です。ここまで書いてきて、これからの編集作業が楽しみになってきました。

次回は8月下旬~9月上旬ごろの間に「撮影終わり編集へ」と題して投稿したいと思います。ご期待ください!

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