そらくんとたからくん2~卒業編~制作日記③「編集のこと」

今日は、そらくんとたからくん2~卒業編~制作記録③「編集のこと」と題しまして、現在作業中の編集のことで思ったことを書きたいと思います。最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。

私の編集について

 私にじメディア齋藤が、現在映画映像制作でどの工程が一番楽しいかと言いますとそれは「撮影」です。そして何が一番大変かと言いますとそれは「編集」です。昔はしっかりと台本を作って撮影に臨んでいたので、それほど編集作業は大変ではありませんで、昔は「撮影」の方が私にとっては大変でした。昔と今で制作スタイルは180度変わりました。
 撮影は出演いただく方と私のコミュニケーション手段といった感じです。出演いただく方の思い個性を感じながら撮影していきます。その後の編集作業で、ワンカットワンカット丁寧に、さらに言うと一コマ一コマ繊細に映像を切り貼りしていきます。その一コマ一コマでどうするかの積み重ねで映像の方向性がだいぶ変わってきます。昔は撮影は全く反対で、ワンカットワンカット丁寧に撮影していました。
 私は障害のある方たちと一緒に映画映像作りするようになって、180度制作スタイルが変わりました。彼らの個性を存分に生かすために制作者側で型を決めた作品をできる限り作らないと決めました。ただ昔も今も変わらないことがあります。それは作品の肌感覚を大切にすることです。表面的なきれいな映像とかこだわりのカットとかも当然映画制作の中で考えたい点ではありますが、私は、作品を通してこの世界を体感できるような感覚を持つことができる映像をいつも意識して制作しています。あとは見た後にいろいろを思いを巡らすことができるような作品になるよう意識して制作しています。それに関しては昔も今もあまり変わらないのかなと思います。

そらくんとたからくん2の編集について

 現在そらくんとたからくん2の編集作業真っ最中です。そんなわけで現在大変な思いで編集しています。ワンカット一コマを丁寧に切り貼りしています。だいぶ作品が形になってきましたが、完成までまだしばらくかかりそうです。そらくんとたからくん2も、そらくんとたからくんと実際に合っているような感覚、見た後にいろいろと思いを巡らせていただけるような作品を目指して編集しています。今回も極力過度な説明的なセリフはあまりなく、出演者の表情、言葉以外の醸し出す雰囲気を感じてほしいと思っていますが、リアル上映とネット配信もあるので、ネット配信に合う形も模索しながらの編集です。
 そらくんとたからくん2の映像公開は8月下旬を予定していますので、ぜひご期待ください!

制作日記の次回は、7月中旬~下旬頃に「そらくんとたからくん2~卒業編~制作日記④上映イベント情報公開!」と題して投稿したいと思います。ご期待ください!




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