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Aセクシュアルのブラックリング

 にじまゆプロジェクトのオンライン交流会でよく出るトピックの一つに、「どうやってパートナーと出会っているか?」というのがあります。
 意識せず出会える人もいるにはいますが、出会い系アプリを使ったり、ゲイバーやレズビアンバーに行ったりして探すのが主流なのではないでしょうか。結局、日常生活の中では気になる人が自分と同じセクシュアリティなのかどうか分からないので、それを考えなくても良い場所で出会うのが確実ということですね。

 ゲイの方が、街中でゲイを見つける力のことを「ゲイダー(ゲイ+レーダー)」というらしいですが、残念ながら私にはそんな能力はなく、街中で女性を見かけても、ノンケかビアンかの判断はつかないです。視覚的に判断するとしたら、レインボーアイテムを持っているかどうかでしょうか。それでも、100%確実ではありません。
 前に、ゲイは右耳、ビアンは左耳にピアスをする、というのを聞いたことがありますが、これもどれだけ普及しているのか分かりませんし、実際に見たこともありません。

 でも、何故かAセクシュアルには、「右手の中指に黒い指輪をする」というのがあります。世界共通のようで、初めて聞いたのはイギリスにいたときでした。ちょっと調べてみましたが、指輪の色やはめる指には、そこまで深い意味はないようです。(ニュートラルな色で、結婚&婚約指輪とぶつからないように、という解説を見つけました)
 Aセクシュアルの人全員がつけているわけではありませんが、知ったらつけたくなるもので、私も話を聞いてすぐにオニキスのブラックリングを購入しました。5ポンドくらいで。今も愛用しています。つけているだけで、仲間意識みたいなものを感じて安心しています。(自己満足)

 でも、Aセクシュアルが集まると分かっているオフ会を除いて、リアルの世界でブラックリングをしている人にお会いしたことはないですねw お会いできたとしても、多分声はかけられないと思います……。
 ノンセクシュアル×レズビアンを察知できるレーダー、欲しいです。
 

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