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4月16日/服は「身を守る」ためだけではない

"私たちの普通の衣装は、
本来二つの要素からできていることが分かります。

冬、私たちはオーバーの羽織り、
寒さから身を守ります。

これが衣服の一つの要素、
すなわち身を守るという要素です。

しかし、これが衣服の唯一の要素なのではありません。

特に女性の場合、
衣服は単に寒さから身を守るためだけのものではありません。

美しく見せるために、衣服を身にまとうのです。

しばしば、ぞっとするようなファッションもありますが、
衣装は美しくあるべきです。

趣味が良いか悪いかによりますが、
いずれにしても衣服はきれいであるべきですし、
着飾るべきです。

「外界に対する防御」と、「装飾」が、
衣服の二つの課題です。

第一の課題は、身を守る必要がある
北方において発生しました。

ですから北方では、衣装は「身を守る」
という性格を強く持っています。

身を守るという課題は、
人びとを大いに駆り立てるものではありません。

人々がほとんど裸で暮らしている南方では、
服を着る意味は大部分、身を飾ることです。"

             <<人間の四つの気質>>


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