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1月22日/共感と反感は頭脳と身体で感じている

"私たちの体はこの共感と反感を
三重の仕方で表現しています。

私たちの身体という家は
いわば三つの所帯を持っており、
その各々のところで、
共感と反感とが互いに働き合っているのです。

まず第一に、私たちは頭脳の中で
このような所帯を営んでいます。

それは血と神経との共同作業であり、
それによって記憶が生み出されます。

神経の働きが中断されて利益が生じるすべてのところで、
共感と反感が互いに働き合う所帯が存在しています。

そのような飛躍は、脊髄にも見られます。

たとえば一つの神経は
脊髄の前根から出、別の神経は脊髄の後根から出ています。

また同じような飛躍は
交感神経系に組み込まれている
交感神経節の中にも見られます。

私たち人間は人びとが考えるほどに
単純な存在ではないのです。

私たちの生体の三つの場所で、
つまり頭と胸と下半身とで、
飛躍がなされています。

そこは反感と共感との出会う境界なのです。"

<<教育の基礎としての一般人間学>>


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