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こんにちは。
さまざまな問題解決に
「アート思考術」を取り入れている
にじ工房 新井理惠 です。

このマガジンでは、
ビジネスにおける「アート思考術」の活用例を
ご紹介していきます。

■アート思考術 とは

アート思考術は、にじ工房のオリジナルです。

シュタイナーの人生成長理論や
タイプ(気質)による才能発掘法を
ベースにしています。

シュタイナー理論は約100年前、
ルドルフ・シュタイナーが提唱しました。

実践の場は、
世界に1,000校以上あるシュタイナー学校、
医療機関、障害者施設などがあり、
シュタイナー思想を取り入れた
医薬品、化粧品、農産物などは
日本でも手に入ります。

知性とともに、その「体験」を芸術を通して
深めていくと、
理解力だけでなく、
創造的知性をも身につけて
成長していく、と考えます。

現代的に言えば、
左脳と右脳、両者をバランスよく使えることで
さまざまなシーンを的確に
乗り越えていけるようになります。


■ビジネスアート

そのシュタイナー理論を
経営者、個人事業主、企業に応用したのが
「ビジネスアート」です。

このビジネスアートでは、
●課題解決のブロックになっているものを整えなおす
●成長タイミングに合った行動がとれる
●個人の特質を生かした経営・社員教育ができる
●日々のエネルギーを充電できる

など、言語化できない領域で問題点を見つけ、
ベストタイミングでの行動がとれるようになります。

■起業を目指すMさんの場合

ビジネスアートは、
人に見せる為、評価をつけるため
そうした学校で習ってきた「アート」とは
一線を画してます。

心象風景、
心の中に隠れていたイメージ
を描くものですから、
そもそも上手、ヘタという基準は
まったく関係ありません。

「こころの中に何が浮かんだのか」

よく潜在意識、などとも言いますが、
そのタイミングで必要なことを
潜在意識はメッセージとして語ります。

それをキャッチするのが「目的」です。

起業をめざすMさん(女性)の最初の一枚。
(承諾を得て公開しています)

彼女は「着物」という世界での
起業を目指していますが、
ぼんやりとしたイメージはあるものの、
それをどう現実化していけばいいのか、
わかりませんでした。

ここには、大きな花が
一輪、描かれています。

お花自体は美しいけれど、
だれにも見つけてもらっていない
寂しさもあります。

彼女の起業の最初にやるべきことは、
「知ってもらう」でした。

彼女の思いをSNS等で発信する。
共感する人たち、
同じような思いの人とのつながり、
それをつくる必要がありました。

絵を描くことは、
「問い」をこころの中、潜在意識に
投げかけることです。

Mさんは、
「なにをすればよいかわからない。」という
問いを立てました。

そして、
「発信をしながら共感者を増やしていく。」
という答えを
自分の中から見つけました。


ビジネスアートは、
企業研修、経営者の問題解決など
さまざまなビジネスシーンに
活用できます。



子どもたちの教育やサポート、すべての人が「自分らしく輝ける」社会の未来を描けるよう、活動していく資金とさせていただきます。