7月28日/生まれたばかりのとき赤ちゃんはすべての環境を栄養として受け取っている
"生まれたばかりの子どもは、
毎日夢の中で暮らしているようなものです。
身を守る手段もなく、
いっさいをまかせきって親の腕の抱かれ、
その温かい思いやりと心づかいをすべて
わがものにすることができるのです。
愛情につつまれ、気分のよいときだけ、
赤ちゃんは「ここはどこなの?」とでも言いたげに
自分の目でまわりを見渡すことができます。
赤ちゃんは、その部屋の空気を呼吸しながら
静かに横になっています。
色や、光や、音や、動き、匂いのすべてが、
食べ物と同じように
栄養補給の役割をはたします。
赤ちゃんがどんなものでも吸収してしまうのは、
自分のからだの内部と外部との境界が、
まだはっきりしていないからなのです。
考えていることや感じていることも含めて、
まわりにいる人々の存在そのものが
その体のなかに染み込み、
人格を形づくっているのです。"
<<おもちゃが育てる空想の翼>>
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