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"ルカ福音書のなかに、野原にいる羊飼いたちに天使が現れ,

「世界の救世主」が生まれたと告げたという、
素晴らしい情景が語られています。

そして、このように告知したあと、
この天使に「天使の軍勢」が加わった、
と語られています。(2章13節)

羊飼いたちが見上げると、「天が開けた」ように見え、
霊的な世界の存在たちが力強いイメージで
彼らの前に広がったという情景を思い浮かべてください。

天使は羊飼いたちに、なにを告げたのでしょうか。

彼らに告げられたのは記念碑的な言葉です。

人類の進化全体を通して語られてきた、クリスマスの言葉です。

羊飼いたちに聞こえた言葉は、
正しく翻訳すると、つぎのようなものでした。

高みから神的な存在たちがみずからを示し、
下方の地上では、善意に満ちた人々を
平和が支配するように     (ルカ福音書2章14節)

通常、「神に『栄光』あれ」と訳されているのは、全く誤った翻訳です。

羊飼いたちが見たのは、高みからの霊的存在たちの啓示であり、
そのとき、善意の人々の心の中に平和が満ちるのです。"

                 <<ルカ福音書講義>>


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