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眠れない夜とはじめまして。
午後11時に自室のベッドに入る。
全く眠れないまま、とうとう午前4時になった。
へっへっと犬が暑苦しい息を吹きかけてくる。
クーラーの温度を一度下げてやる。
顔はコーギー、身体は柴犬。
なんとも愛くるしいやつだ。
保護団体から譲り受けた。
御年13歳、人間にすると80歳近く、
立派なおばあわんである。
眠れない私に時々付き合ってくれるのだ。
もう1匹の犬は、少し離れて床に落ちている。
こいつはシュッとしていて、白黒だ。
賢くて、ちょっとびびり。
眠れない時は何をすればいいんだろう。
クーラーと犬の吐く息だけが響く静かな部屋。
何をすれば良いか思いつかないまま、ヒーローがヒロインに執着する恋愛漫画を読んでいる。
筋トレをするには身体が重く、
小説を読むには気乗りがしない。
だから漫画くらいがちょうどいい。
コロナ禍から電子書籍にのめり込み、おかげで課金額がすごいことになっている。
クレジットカードの金額を見て、毎回詐欺を疑う。
でも詐欺じゃない。
悲しいかな、全部自分のポチったやつ。
amazon、Renta、PayPay、ピッコマ、全部心当たりあり。
5万の時もあれば、10万の時もある。
毎日の積み重ねの力はすごい。
これが何か目に見えるものになればいいのにな。
情報を作るんじゃなく、吸収するばっかりだから困る。
というわけで自分のことでも書こうかとnoteを作ってみた。誰が読むんだろう。わからない。続くのか。それもわからない。飽き性だしな。
でも、こうすれば課金も止むし。
その代わりに何か自分の思っていることが世の中の役に立つかもしれないし。
何者かになりたいと思い続けて40年あまり。
未だ正体が掴めない私自身のことが分析できるかも。知らんけど。
40歳になって、
そろそろ折り返し地点を迎えた。
登山で言うと、山の頂上。
そこから、終わりが何となく見える。
色んな病気にかかるようになって、このまま終わるのかなって思うと、それは惜しい気がする。
ずっと言いたかったんだけど、誰にも言えないことがいっぱいあるんですよ。
生みの親がものすごい毒親だったこととか。
中卒ニート、引きこもり歴3年。
そんな中、優しい親戚にお世話になったこと。
働きながら定時制高校に通って、
有名私立大学にまぐれ受かりしたこと。
病気もたくさんして。
ガン、子宮筋腫、障害発覚、虚血性腸炎、尿路結石に帯状疱疹、睡眠障害、エトセトラ。
奇跡的に自己肯定感は高いこととか。
這い上がって、
まともな人生を歩めるようになったのが、
やっと今なんです。
それらを話すことで、誰かが「ふーん」って面白く思ってくれればいいなって。
それこそ眠れない夜に覗いて、明日には忘れてくれればいいのになって、
そう思いながら書いています。
初めましての代わりにこの文章を置いていきます。
もしまた会えたら、よろしくお願いします。
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