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保育士試験の振り返り⑥~実技試験~

筆記試験が奇跡的に合格でき、
実技試験に臨めることになりました。
今年はコロナの影響で、音楽のテストが無しになり、
造形(お絵描き)もしくは言語(素話)の選択となりました。

言語

私が選択したのは言語でした。
絵を描くことも好きですが、今までにきちんと絵の勉強をしたことが無かったので…。
私は、高校生の頃から演劇経験があるので、それならば少しでも心得のある素話にしよう!と決めました。
といっても、筆記試験が終わるまでは筆記試験の勉強にアップアップでしたし、
筆記試験を終えた後でも、家の購入や、その引っ越し前後のゴタゴタで、全然取り組んでいませんでした…(;・∀・)
筆記試験のことを思い出すと動悸がするので(笑)、果報は寝て待て、と何もしませんでした(@_@)

台本作り

筆記試験の合格通知が来てから練習を始めました。
「3分間で3歳児クラスの子たちに話す」
という想定で素話をしないといけません。

お話の題目は4つ指定されていて、その中から一つ選びます。
台本は絵本などを参照して、自分で作ります
3歳さんたちに分かりやすいように、飽きられないように、アレンジを加えると良いと思います。
私は絵本を何冊か見比べて、分かりやすく、明るく楽しいお話になるように言葉などを組み替えたりしました。
ゆっくり分かりやすく読んで3分を目指しましたので、A4一枚無いぐらいの分量だったかな、と思います。
本番で自分が話すことを念頭に置いて、自分の言いやすい言い回しや、接続語、擬音語、感嘆語など、
実際にブツブツ声に出しながら、台本作成をするといいのではないかと思います。

練習を楽しむ

台本が一通り出来上がったら、後は練習を繰り返すだけです。
心で唱えず、必ず声に出して、簡単な身振り手振りもつけて、3分間に収まるように練習します。
やっている中で、台本を改良するところも出てくると思います。
ご家族に聞いてもらえるなら、恥ずかしいかもしれないですけど、ご家族の前で披露すると、とてもいい練習になると思います!
フィードバックももらえますし、度胸がつくと思います。
私も、家族の前でやっていました。
特に4歳の次女が大喜びで聞いてくれて、とても嬉しかったです(#^^#)
マスクをしていて、口元は隠れてしまうのですが、
声の明るさと、目元を意識して、「笑顔!!」でお話しできるように練習しました。
時計などを見ずに、3分間、楽しんで話せるようになればオッケーだと思います。
子どもたちが聞いていることを想像して、元気に楽しく明るく!!

本番

試験室には、子どもたちに見立てたイラストが床に置いてあって、その後ろに試験官さんが2名いらっしゃいました。
ドアを入ったら見られてます。
元気に挨拶(*^-^*)をして、てきぱきと手荷物を置き、受験番号シールを提出します。
私の時は、「椅子に座って話してください」と、言われました。(立って話そうかと思っていたので、少しドキッとしました(^^;))
「始めてください」と告げられたらスタートです。
子どもたち(がいると思って)に向かって、笑顔で題名を言います。
私の場合は、内容に入る前に、少し導入を入れました。
   「『おおきなかぶ(*^▽^*)
   (見渡しながら)みんなは「かぶ」ってたべたことあるかな?
   しろくて、まあるくて(手で丸を作って)、
   いまのきせつにたべるととってもおいしいよね!
   それでは、はじまりはじまり~(*^▽^*)』」
こんな感じです。
娘の幼稚園でお話をするとき(交通安全のPTAとか)に、導入をしていたことがあったので、入れてみました。
保育士っぽさが増すかしら?子供たちがいるように見てもらえるかしら?と思って(^^;)
その後は練習通りにお話を進めます。
勝手に手も口も動くぐらい練習していたのですが、
やはり本番、魔物が住んでおりました………(; ・`д・´)

一瞬、試験官さんの足に気を取られて、
登場人物の名前を言い間違える…!!

一か所だけ、、意識が一瞬試験官さんの足にナゼかいってしまった時に、
登場人物の名前を言い間違えました。
「あ!」
と、声が出てしまいましたが、
「私は今、先生として子供たちに話をしてるんだ!」と意識を切り替えて、
『ごめんね!せんせいまちがえちゃった!おばあさんじゃなくていぬだよね!はい!』
と、ごまかして…やりきりました(; ・`д・´)
何とかなったかな?!どうなんかな?!と、何とも後味の悪い試験後でした。
結構ショックでした。。。(/ω\)
練習を重ねることは大切です!!
本番で、練習以上の成果を勝手に期待してはいけな~~~~~い…!!!

結果

実技試験、流れ作業のように、皆さん受験をするので、
正直、あの場でもう採点は終わっていて、合否も決まっていると思うのです。
あのすごい人数を捌きながら、記憶になんて残らないと思いますし…。
帰りの電車で、「もう判定出てるんだろうなぁ」と、不思議な気持ちになったことを覚えています。

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保育士試験の合格通知書とともに、実技試験の得点が返ってきまして。

ドキドキの得点は…49点(50点満点中)でした!

あぁ~、本当に奇跡!!!
こんな点数頂けて、誠にありがたい限りです( ;∀;)
お二人の試験官さん…本当に、本当に、
ありがとうございます!!!!!
ありがとうございます!!!!!

(合格通知書(のコピー)は神様のお隣に飾ってあります(>_<))


ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます!
とりあえず、保育士試験の振り返りシリーズはこれにて終了です。
どなたか、これからチャレンジする方の、ちょっとしたきっかけになればと思い、書き記しました。
私の勉強法やツールなので、参考になるか分かりませんが…(^^;)
僅かでも、どなたかのお力になれたら最高に嬉しいです!!

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↑子供たちと夫は、いつも私を励まし、応援してくれました。
大好きです。みんなのことを思うと、やる気がわきました。
こういうお手紙も、励ましも、私の心の栄養ドリンクです。
心の底から、みんな大好きだよ~!!!

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