神話:ペレとヒイアカ と フラ
ALOHA〜🌺
フラとハワイのDEEPなお話し@虹色に包まれて
古代出雲&HULA技術探求家
東部出雲在住のナルです🌴
ここのところ、
フラの技術をお伝えすることを休憩し、
フラの学びから得られる「個人の内面を見つめる」
という部分に焦点をあてた記事を書いています。
なぜなら、
今、個人の内面を見つめることがとてもとても必要だと感じているからです。
ということで、
現在は、ノートとアメブロで同じ記事を書いていますが、
今後何回かに渡り、過去にアメブロに書いた記事を
こちらにも掲載していこうと思います😊
古典フラ=カヒコの学びには
ペレとヒイアカの物語をフラにしたものがたくさんありますよね。
なぜ、
この神話の一節がフラになっているのでしょうか?
私たちは神話を踊っているんです。
ナルが思うに、
フラを創作するために神話を利用したのではなくて、
神話を語るためにフラが作られたからなのではないかな。
そうであれば、
神話の内容がとても重要になってきます。
主人公が危険な冒険に出て成長して帰ってくる
というお話しは世界中の神話にありますが、
単にそれだけではなくて、
その話しの中には
古代の人が伝えたい
時代を経ても変わらない世界共通の叡智が隠されている。
ナルはずっと不思議に思っていました。
なぜ、ヒイアカは先祖とも言えるモオを退治するのか???
モオとは、ドラゴン、すなわち龍です。
モオ族と呼ばれる先住民族がいたようです。
しかし、
ペレとヒイアカの中で語られるモオは
モオという名前を使っていますが、
意識というような意味で使われているらしい。
旅の最初に
ヒイアカはパナエヴァという名前のモオを倒しますよね。
パナエヴァはハワイ島のレフアの森を守る精霊でした。
そのモオを退治するヒイアカ。
なぜ???
今も昔も、神話の中でも、人間の考え方は進化します。
仏教に大乗仏教が生まれたように、時代に即して変わっていく必要がある。
そして、個人的にも、
これはおかしいでしょ、間違っているのでは?
という疑問を、私たちは抱きながら生きています。
私たちの考え方も、
時代に即して変わっていく必要がありますよね。
両親や祖父母から厳しく育てられたという方、
たくさんいらっしゃると思います。
ナルもその一人です😔
ですが、
両親や祖父母からの教えは、
そのまま引き継ぐことが未来を作るためにふさわしくない場合
もあるでしょう。
学校で教わったことも本当に将来私たちのためになることなのか?
常識と言われることを疑ってみる気持ち。
子どもの頃に感じていた理不尽な思い。
自分の心の声に耳を傾けて、その声を流さなければ、
いろんな思いが湧き上がってくるはず。
ヒイアカはモオを退治することで、
過去の遺産を一掃し、望む未来、必要な未来を自らの手で作り出した人
なんだと思います。
・・・・
断っておかなければならないのは、
神話の解釈に正解はないということです。
神話はあくまでも神話であって、
問題集のような答えを求めるものではないから
です。
誰が何を言っても良い。
いろんな解釈の仕方がある。
ということですね。
2023.11.7掲載
I love BTS
悩める虹の母 ナル でした〜🌈
Thank you for reading
& Love you💗
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