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子宮内膜症の治療体験記⑤〜3度目の転院と痛みの原因究明で痛感したこと〜

薬物乱用性頭痛になり入院からの強引な退院。その後、頭痛とも闘いながら、食事もままならず、自宅療養が続いた。頭痛外来に通いながら婦人科にも通院となった。家の近くの婦人科に、薬物乱用性頭痛で救急搬送され入院となり未だにサングラスなしでは生活できず外出すらできなくなっりQOLがさらに低下したことを訴えた。そして、当時の医師からは、自分の力量ではこれ以上できないと、総合病院を紹介され転院となる。

総合病院内の婦人科に通うようになるが、通院が遠くなった。体もふらつく中で室内でもサングラス生活での転院。転院先にて、今までの経緯を説明した。ジェノゲストは万能だが、痛みに効かないのはなぜかという追究が始まる。癒着が起きてるのか、もしくは婦人科疾患以外の問題なのかとなった。診断が出た8ヶ月前のMRIでは癒着が認められておらず、エコーでもチョコレート嚢胞も大きくはなっていない、むしろ小さくなっているにもかかわらず痛みが軽減されない。癒着があるかどうかは手術してお腹の中を見てみないとわからないとのこと。
整形外科にて検査を行う。結果、何の問題もない。

そこで、ジェノゲスト以外の薬を試すこととなる。と言っても、無限にあるわけではなく、2つしかなかった。
まず、子宮内留置型黄体ホルモン除放製剤のミレーナ。服薬ではなく、子宮内に装着することとなる。最初、痛みが伴うが軽減する人が多いとのことで試すが、装着してから数時間もお腹の激痛と闘い、どんなに時間が経過しても腹痛は軽減せず、ギブアップし外すこととなった。ここでも、王道に乗れない。翌日、痛みと数時間も闘ったからか、全身筋肉痛。
日にちを空けて、もう一つの選択である偽閉経療法としてのレルミナを服薬することを試すが、副作用として更年期症状に似た症状が出ることが懸念された。
試していくうちに、また歩けないほどお腹の激痛に襲われた。病院に問い合わせると、ディナゲストからの切り替えで、一時的に薬の効果が切れたからという説明であった。最初から説明してほしかった。
結果、20日間試すが、懸念していた更年期症状に似た、ほてりが出てきて、さらに痛み軽減効果はさほどなかったため中断となる。
結局はまたディナゲストに戻ることになった。痛みは軽減しないまま。
今回の医師は子宮内膜症の専門医でもあるが、どうにもならなかった。

ここで痛感したことは、王道にどれも乗れないと道が少なく、年齢的にも活用できる薬も少なく、なんでこんなことになるなら、仕事の忙しさにかまけて、放置してしまったのかという後悔ばかりだった。さらに、どんなに専門医でも限界がある、医療の限界を痛感したのだ。

そこで、自分なりに考えて行動に出る。それについてはまた投稿します。

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