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妥協じゃなくて妥当

以前、職場でショートミーティングをしていた際、意見がまとまらなかった。


じゃあ、皆が少しづつ納得できるようにと、『妥協点を見つけよう』となった。


しかし、その時リーダーが言った。『妥協じゃなく、妥当で考えたら?』と。


その言葉に、私はハッとした。


妥協って、どこかでお互いにとって

『仕方がないと諦めている部分』があるんだって。


妥協すると、どこかで『やっぱり、それじゃなかったんじゃない?』と思う気持ちを持ったままの人がいることになる。納得出来ていないまま行う仕事に、モチベーションが上がるんだろうか?


失敗したとき『ほらね』と思う人もいるだろう。自分の意見に近かったものが通って、それが失敗したとき、『あ~、やっちゃった』と思う人もいるだろう。


そう思うことも、感じることも大切だ。そこで、学びがあるから。


だけどね、お互い気持ちよく、納得しながら仕事をするためには、なるべく多くの人の意見を設けて、必要なのは妥当案だってこと。


いくつになっても、本当に色んなことに気が付かされるなぁって思う。知ってるつもりになっているだけで、改めて考える事って大切だなって思う。


大人こそ、いつの間にか、勝手な固定観念に囚われているかもなぁって。きっとそれを考えなおしたり、見つめなおすことで、新しい発見があるんだろうなって。


いつでも、何かにとらわれることなく、柔軟な大人でいたいな。