見出し画像

彼と彼女の中のずるいやつ

一緒にいるのに『さみしい』っていう君
隣で寝てるのに『さみしい』っていう君

LINE返してるし
毎日のように会ってるのに

じゃあどうしたら、君はさみしくなくなるの

段々とそれが息苦しくて
一緒にいるのに『さみしい』って泣いて
隣で寝てるのに『さみしい』って泣いて

後ろ向きな言葉ばかりはく君に
僕は優しい言葉をかけても
君の気持ちは変わらない

『愛してるよ』って伝えても
本当のところ、君の心には響いてないみたい

『嬉しい』『幸せ』って
また泣くけど
本当にそう思ってくれてるのかなって

分からなくなった

もっともっと君が分からなくなって
もっともっときみとの時間が苦痛になって

僕は逃げたんだ

僕は逃げたんだ

簡単な方法で

僕がついた嘘に君は簡単に信じて

力になりたいって
私に何が出来るかなって

なにもしなくていい、待ってて
なるべく時間は作るから

そう言って逃げた僕はずるい

そんな僕を信じてくれてた君がいない時間

僕は君を裏切っていた時間

でもその時間が必要で
その時間が楽しくて

君の隣にいない時間があったから、君を想えてたのかもしれない

君といない時間があったから、君を支えてあげられてたのかもしれない

そんな弱い身勝手な僕は
ずるいやつだ