子どもが先生かも!!
私は高齢者施設で働いているんですが、認知症の方がほとんどです。
認知症の方は何回も何回も同じ話をされ、同じことを聞いてこられます。
私も、その都度話を聞き返事をしてきました。
だけど実際は、話を聞いてても他の方に呼ばれたら話を中断しないといけないと言う状況です😔
ある日、子どもを施設に連れて行った時の話ですがある認知症の方が、すぐに子どものところに来られました。
『まぁ、よく来たね。何歳?どこから来たの?』
などなど色々な質問をされてました!
私は私の用事を済ませてる数十分間、いつの間にか子どもと、その方は長椅子に座り話し込んでいました。
何の話をしてるのかなぁ🤔大丈夫かなぁ‥と思いながら遠くで見守っていました。
自分の用事が終わり帰りの車の中で『何の話をしてたの?』と子どもに聞くと、
『あの、おばあちゃんの家で飼っていた犬の話!話終わったら、また同じ話をしてきた。何十回も同じ話を聞いたよ』
と‥
『黙って聞いてたの?』と子どもに聞くと
『うん。同じ話ばっかりだったけど、おばあちゃん楽しそうに話してたから😄』
と言ったんです。
正直、その言葉に私はビックリ😳しました!
それと同時に感心してしまいました。
内心、嫌がって途中で傍を離れるんじゃないかな!その話さっきも聞いたよ!と言ったんじゃないかな!と思っていたからです。
子どもは私の予想を超え見事な対応をしていました😊
私は同じ対応は出来ません!先程も述べましたが、一人の方に何十分も時間も取れないからです。
ましてや、同じ話を黙って聞くことも最近は出来ていませんでした。
私は子どもの姿と話を聞いて、最近は業務に追われ一人一人としっかり時間を作り、向き合うことを忘れていた私に子どもが話を聞いていくことの大切さを、改めて教えてくれました!
子どもって、すごいですね😄
きっと今からも子どもから教わることって、たーっくさんあるんでしょうね🤭
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