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【困っていること】性別違和ってなんですか?自覚した年齢は?【セクシャルマイノリティ】

こんにちは、Tomoです。

この記事を書くにあたって事前にアンケートを取らせていただきました。
その結果、11名の回答がありました。
本日はこの回答をもとに、当事者が実際に困っていることを皆さんにお伝えできればいいなと思っています。

アンケートに答えて頂いた皆さん本当にありがとうございます!

性別違和とは

出生時に決められた性別と、ジェンダーが一致しないことから生じる
苦痛や違和感のことです。

性自認(その人が自分自身の性別をどう思っているかに関する、ある程度持続的な自己意識(アイデンティティ)のこと )の観点で考えられます。

そして、身体的な性に対して感じる違和感の事なので、LGBTの「T」トランスジェンダーだけではなく、「X」エックスジェンダーの人たちにも当てはまります。

わからない言葉や詳しく知りたい方は↑↑↑こちらの記事も読んでみてください。

では、次に自分自身の性別に対する違和感を始めて感じた出来事やきっかけを見てみましょう。

性別違和を感じたきっかけ

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このような出来事を通して、
「自分自身の性別」について違和感や周囲との違いを感じるといったことがあります。

性別違和には大まかに
社会的違和と、身体的違和の2つのタイプに分けられます。

◇社会的違和:社会的状況によって引き起こされる違和感
 例)他人から実際とは違うジェンダーと決めつけられた時に抱く感情

◇身体的違和:個人の身体と関係する違和感。
 例)ひげが生える、胸が大きくなるなど自分自身の身体の変化


性別違和を始めて感じた時期

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今回のアンケート結果から性別違和を感じた時期は10代が一番多く、次に20代という結果になりました。

また、岡山県の大学病院ジェンダークリニックを受診した性同一性障害当事者1167人の調査では、

 性別違和は、約9割が中学生までに自覚しており、とくにFtM※では小学校入学までに約7割がすでに性別違和を感じている

という報告があります。
※FtM(Female to Male):生まれた身体の性が女性、性自認が男性の人

アンケート結果から、10代のうちから自分自身の性別に違和感を感じる人が多数いるということがわかります。
しかし、年齢の低い子どもたちの場合
性的マイノリティを表すための言葉を十分に得ておらず、
自分の気持ちを伝えることに苦労したり、上手く伝えることが出来ずに一人で抱え込んでしまうことがあります。

そのため、周囲の大人がいち早く変化に気付いてあげる必要があります。
性別違和を感じている子どもたちが発しているサインには以下のようなものがあります。

性別違和のサイン

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参考:『先生と親のためのLGBTガイド』遠藤まめた

もちろん、これらの行動をとる全ての子が性別違和を感じているわけではないので、大人や教師が想像力を働かせ子供たちの行動の意味を考えることで、いち早く変化に気付くことが出来ると思います。

性別違和で困っていること、過去に困ったこと


性別違和を感じている人たちが困っていること、とは
どんなことがあるのでしょうか?

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やはり、カミングアウト問題が挙げられるようです。周囲の理解が得られるかわからないという恐怖心や不安感で「本当の自分」を打ち明けられないことや、勇気をカミングアウトするも理解されず否定されてしまうなどといった経験も少なくないそうです。

身体的な性別で判断され、社会的な価値観を押し付けられてしまうことは性別違和を感じている人たちにはとても辛いことだといえます。

結局何が言いたいかというと、
普段生活の中でしていること、振る舞いは誰かにとっては
“価値観の押し付けかもしれない”ということです。

だからといってすべての行動を見直して配慮する
必要はないと思っています。

もっともっと大事なことは
セクシャルマイノリティに関わらず、
『 自分が知っている以外の世界も 積極的に知ること 』
だと思っています。

知ったうえで、理解できないのであればそれでもいいと思います。
しかし、知らないのに拒絶することは、私は間違っていると思います。

少しでも優しい世界になればいいですね

最後まで読んでいただきありがとうございます!
興味をもってくれて、知ろうとしてくれて嬉しいです。
また、アンケートに協力してくれた皆さま本当に感謝しています!

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“一人で悩まなくていい社会”
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と感じて辛い思いをしている人は是非相談してみてくださいね。

セクシャルマイノリティについてもっと知りたいという方は
こちらのマガジンの記事も読んでみてください。

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