夏のマシマロ作文『門番は海の夢を見るか』
「太陽あつーー!」
白い雲、白い砂浜、そして青い空の上からこの世を照らす白く輝く太陽。
暗黒に唯一咲く黒い薔薇で、我々門番が命をもって守る主人である根暗いあその子は今、太陽の下でのびのびとはしゃぎ回っている。
そう、何を隠そうここは海!!!!
浮き輪を装着して砂浜を走る姿は愛くるしく、もんばんこ殿とキャッキャうふふと追いかけっこをしている。
「門番さん隙あり!」
唐突な声に振り向くと、兜に向かって大量の水が押し寄せてくる。一体何事かと思えば、いあ様がこちらに銃口を向けて