知育の末にたどり着く遊び
育児について右も左も分からず出産して知育や英語育児、
モンテッソーリ教育などに興味を持ち、
育児本を片っ端から読みました。
その後、療育、児発に子供を通わせるまでにたくさんのことを考え、
苦悩したり心無い言葉に泣いたりしました。
SNS社会の今、核家族で孤独な子育ては『つながったかも期』に突入しているのではないかと思います。
「そんなことないでしょ!」
と思う皆さんは、リアルにお友達関係を楽しまれていることでしょう。
私もSNSのつながりで何度も救われました。
育児の知識は無知のまま2人目を出産したあと、転勤族で周りに頼る人も居らず友達もいない、実親も他界している、夫は帰りが遅く「ワンオペ育児」こんな毎日で睡眠時間は削られていきました。
「疲れた。」
でも、ご飯用意しないと。
お風呂に、
遊びに連れて行かないと、
お昼寝させた隙に家事を終わらせて…。
こんな毎日が続くと思ったように体も動かなくなり、
子供が寝静まった後、お皿を洗いながら一人泣いていました。
今思えば、産後鬱の手前だったかもしれません。
下の子が生後4ヵ月くらい経ったとき、
夫が早期英語教育の教材を見つけ、なんだかんだで購入しました。
私が知育関係にハマったのはこの時からでした。
本当は外に連れだして毎日遊ばせたい。
でも体力的にも精神的にも疲れていました。
家遊びばかりで申し訳ないな…。
その考えがガラッと変わりました。
自宅で英語遊びをしたら、
英語も覚えるし何より教材を気に入って喜んでいる。
あまり上の子にかまってあげられない後ろめたさから解放されはじめたのがこのときです。
上の子はみるみる英語が上達しました。
何気ない時に英語で子供なりに文章を作って話し始めた時には
鳥肌が立ちました。
育児本を読むは今でも好きなのですが、これにも理由があります。
・私の実親が他界していて育児についての相談が出来ない事。
・1人だけの意見だけでなく、
たくさんの考えの中から自分が納得できる育児をしたい。
・SNSの中のことだけでなく正確な情報を知りたい。
育児本の全部をマネするのではなくて、読んでみて自分の中で消化して実践するものもあるし別の方法を探すかもしれない。
こんな感じです。
前置きが長くなってしまったのですが、ここでお話したいのは知育は素晴らしいし、それに救われた過去もある。
だけど、たくさんの育児本を読む中で感じるのは、
『子供自身の本能のままたくさん遊ばせてあげる事。』
これに尽きると感じたのです。
我が家の子供たちは外遊びが大好き。
私も自然の中から学ぶことは多いと思っているので、子供が望めばたくさん外で遊ばせたいと思っています。
好きな事から学ぶことは子供心にとても強く残ります。
そして、図鑑や絵本で見るだけよりも、本当に体験することで本には書かれていないことが学べます。
例えば、先日こんな事がありました。
(虫の話、グロい話が苦手な方はここでおやめください。)
公園でカブトムシを捕まえました。
大きなカブトムシです。
子供たちは大喜びで自宅で飼おう!と大張り切りでした。
少し遊んだ帰りに、同じ場所にまだカブトムシがいないかと探しに行くと、
頭だけのカブトムシが動いていたのです。
(グロい話ですみません。)
それも何匹もいました。
カブトムシは何かに攻撃されて、
お腹の部分だけ食べられることを私も初めて知りました。
(たぶんカラスだと思います。)
私と子供たちは悲鳴を上げてその場から逃げました。
そして、上の子がそのことについて自分の想いを話していました。
こういう事は図鑑には載っていないけど、生きていくうえで大切なことだと思いました。
※上の子は以前から「かわいそうだから」と言う理由でお肉を食べなくなっていました。
未就学の今のこの時に、知育の土台にになるものを作る時間にあてたいと思い「全力夏休みママ」をやっています。
夏休み後も変わらないと思いますが…。
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